紫波町議会 > 2009-03-03 >
03月03日-01号

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  1. 紫波町議会 2009-03-03
    03月03日-01号


    取得元: 紫波町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    平成21年  3月 定例会(第467回)          第467回 紫波町議会定例会会議録平成21年3月3日第467回紫波町議会定例会は紫波町役場に招集された。◯応招議員(22名)  1番   高橋 進君      2番   藤原栄孝君  3番   北條喜久男君     4番   鷹木嘉孝君  5番   佐々木栄子君     6番   深澤 剛君  7番   細川惠一君      8番   中川秀男君  9番   石川喜一君     10番   藤原惠子君 11番   須川敏昭君     12番   岡田尚治君 13番   横澤敏男君     14番   照井利継君 15番   本野喜信君     16番   田村勝則君 17番   佐々木雅博君    18番   大沼秀一君 19番   阿部王洋君     20番   村上 充君 21番   小田島英二君    22番   武田平八君◯不応招議員(なし)◯会議事件(1)議案第1号 紫波町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例(2)議案第2号 紫波町介護保険条例の一部を改正する条例(3)議案第3号 紫波町企業立地奨励条例の一部を改正する条例(4)議案第4号 紫波町統計調査条例の一部を改正する条例(5)議案第5号 紫波町個人情報保護条例の一部を改正する条例(6)議案第6号 紫波町一般廃棄物処理基本計画の変更に関し議決を求めることについて(7)議案第7号 紫波町男女共同参画計画の変更に関し議決を求めることについて(8)議案第8号 紫波町地域防災計画の変更に関し議決を求めることについて(9)議案第9号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて(10)議案第10号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(11)議案第11号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(12)議案第12号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(13)議案第13号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(14)議案第14号 紫波町公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結に関し議決を求めることについて(15)議案第15号 町道路線の廃止に関し議決を求めることについて(16)議案第16号 町道路線の認定に関し議決を求めることについて(17)議案第17号 平成20年度紫波町一般会計補正予算(第8号)(18)議案第18号 平成20年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)(19)議案第19号 平成20年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)(20)議案第20号 平成20年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)(21)議案第21号 平成20年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)(22)議案第22号 平成20年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)(23)議案第23号 平成20年度紫波町水道事業会計補正予算(第3号)(24)議案第24号 平成21年度紫波町一般会計予算(25)議案第25号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算(26)議案第26号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算(27)議案第27号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算(28)議案第28号 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算(29)議案第29号 平成21年度紫波町老人保健特別会計予算(30)議案第30号 平成21年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算(31)議案第31号 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計予算(32)議案第32号 平成21年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算(33)議案第33号 平成21年度紫波町水道事業会計予算(34)議案第34号 紫波町農業集落排水施設条例の一部を改正する条例(35)議案第35号 紫波町公民連携基本計画の策定に関し議決を求めることについて(36)選挙第1号 岩手県後期高齢者医療広域連合議員選挙          第467回紫波町議会定例会議事日程(第1号)                  平成21年3月3日(火曜日)午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 町長演述 日程第4 教育委員長演述 日程第5 議案第1号 紫波町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例            (条例審査特別委員会設置・付託) 日程第6 議案第24号 平成21年度紫波町一般会計予算             (予算審査第一特別委員会設置・付託) 日程第7 議案第25号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第26号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第27号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第28号 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第29号 平成21年度紫波町老人保健特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第30号 平成21年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第31号 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第32号 平成21年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第33号 平成21年度紫波町水道事業会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託) 日程第8 議案第35号 紫波町公民連携基本計画の策定に関し議決を求めることについて             (議案審査特別委員会設置・付託) 日程第9 議案第2号 紫波町介護保険条例の一部を改正する条例      議案第3号 紫波町企業立地奨励条例の一部を改正する条例      議案第4号 紫波町統計調査条例の一部を改正する条例      議案第5号 紫波町個人情報保護条例の一部を改正する条例      議案第34号 紫波町農業集落排水施設条例の一部を改正する条例      議案第6号 紫波町一般廃棄物処理基本計画の変更に関し議決を求めることについて      議案第7号 紫波町男女共同参画計画の変更に関し議決を求めることについて      議案第8号 紫波町地域防災計画の変更に関し議決を求めることについて      議案第9号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて      議案第10号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      議案第11号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      議案第12号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      議案第13号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      議案第14号 紫波町公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結に関し議決を求めることについて      議案第15号 町道路線の廃止に関し議決を求めることについて      議案第16号 町道路線の認定に関し議決を求めることについて      議案第21号 平成20年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第22号 平成20年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第23号 平成20年度紫波町水道事業会計補正予算(第3号) 日程第10 議案第17号 平成20年度紫波町一般会計補正予算(第8号) 日程第11 議案第18号 平成20年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 日程第12 議案第19号 平成20年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) 日程第13 議案第20号 平成20年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)本日の会議に付した事件 議事日程のとおり出席議員(22名)      1番  高橋 進君     2番  藤原栄孝君      3番  北條喜久男君    4番  鷹木嘉孝君      5番  佐々木栄子君    6番  深澤 剛君      7番  細川惠一君     8番  中川秀男君      9番  石川喜一君    10番  藤原惠子君     11番  須川敏昭君    12番  岡田尚治君     13番  横澤敏男君    14番  照井利継君     15番  本野喜信君    16番  田村勝則君     17番  佐々木雅博君   18番  大沼秀一君     19番  阿部王洋君    20番  村上 充君     21番  小田島英二君   22番  武田平八君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により出席した説明員  町長         藤原 孝君   副町長        高橋栄悦君  教育長        川村秀彦君   生活部長       戸塚盛悦君  産業部長       杉浦正治君   建設部長       工藤 巧君  経営支援部長     八重嶋雄光君  教育部長       多田祥一君  町民課長       細川 久君   福祉課長       菅原善憲君  長寿健康課長     伊藤美佐子君  農林課長       小田島栄太郎君  環境課長       中田久敏君   商工観光課長     佐藤美津彦君  土木課長       中村重雄君   下水道課長      巻藤好司君  水道事業所長     高橋 正君   総務課長       小田中悦郎君  企画課長       佐藤勇悦君   税務課長       佐藤 證君                     農業委員会  農業委員会長     浦田輝夫君              高橋幸雄君                     事務局長  教育委員長      中野英明君   学務課長       小田中 健君  生涯学習課長     花篭博文君   代表監査委員     玉山哲史君事務局職員出席者  事務局長       中村利隆君   次長         箱崎茂己君  書記         坂本竜二君 △開会 午前10時00分 △開会の宣告 ○議長(武田平八君) おはようございます。 本会議を開会する前に、平成20年度岩手県町村議会議長会自治功労表彰が、平成21年2月20日、岩手県町村議会議長会第60回定期総会の席上で行われ、副議長が代理受理をしてまいりましたので、ただいまから伝達式を行います。 岩手県町村議会議長会自治功労表彰、受賞者は町村議会議員として11年以上在職し、地方自治振興発展に功労があったことにより横澤敏男議員に贈られたものです。 それでは、伝達を行いますので受賞される横澤議員は前のほうにお進み願います。 表彰状、紫波町、横澤敏男殿。 あなたは多年議会議員として地方自治の振興発展に寄与せられ、その功績はまことに顕著であります。 よって、ここにこれを表彰します。 平成21年2月20日、岩手県町村議会議長会会長、昆 忠泰。 会議に先立ち、あいさつを行います。 一同ご起立願います。 一同、礼。 お座りください。 ただいまから第467回紫波町議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △議長あいさつ ○議長(武田平八君) 3月定例会の開催に当たり、小職より一言ごあいさつ申し上げます。 続きまして、議員の信条を唱和いたします。議員の諸君はご起立願います。後ほどで結構です。 本日、3月定例議会が開会されるに当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 議員の皆さんには、常日ごろ町政発展と住民福祉の向上のために、積極かつ果敢な活動をされておりますことに、まずもって敬意と感謝を申し上げます。 そして、このたび岩手県町村議会から自治功労表彰の栄に浴されました横澤敏男議員には、大変めでたく心よりお祝いを申し上げますとともに、これを励みといたしまして今後ますますご活躍されることをご期待申し上げます。 さて、昨年9月にアメリカで発生いたしました金融危機は、あまねく世界各国の経済に波及し、当然、日本国内の実体経済にも甚大なダメージを与えております。とりわけ輸出産業分野の生産調整による雇用の問題は顕著でありまして、若年層の派遣切りを初めとするリストラや内定取り消し等が相次ぎ、かつて経験したことがないほど深刻な状況にあります。今後、さらなる景気、経済の悪化が進行し、地方自治体に直接的な影響も予想され、行財政運営を取り巻く環境は一層厳しくなるものと思われます。 こうした状況下、今定例会が開催され、町の今後を占う平成21年度の町政運営の諸施策につきましては、後刻、町長より所信表明がございますが、施策及び議案審議におきましては、現下の状況を横目でにらみながら、まさに町民の立場に立った町民本位の議案審議がなされるものと思われますし、ご期待申し上げるところであります。 今議会が、平成21年度当初予算を審議する最も重要な議会であることは論をまたないところであり、提出されました諸議案は、新年度予算及び平成20年度補正予算、議会議決案件、条例の制定及び改正等35件を数え、町民生活に重大な関連のあるもので、その内容も多種多様にわたる膨大なものであります。一般会計、特別会計予算については、設置されます予算審査特別委員会において審議し、新規条例、議決案件につきましても、それぞれの特別委員会でご議論いただくことといたしておりますが、議員各位におかれましては、厳正公正な審議を通し、一層の行政効果が発揮されますよう適正妥当な審査結果が得られることを念願するものであります。 一昨年設置されましたPPP調査特別委員会から、13回に及ぶ調査、研究の結果として、先般中間報告書が提出されました。図書館や役場庁舎建設については町民の期待もありますが、報告書を拝見いたしましても、公民連携手法の具体性や現下の景気、経済におけるリスクに対する懸念、加えて他に類例が見られないこともありまして、委員の皆さんが調査、研究に難儀をきわめておられる様子がうかがえるところでありまして、そのご労苦に対しねぎらいの言葉をささげたいと存じます。 町議会のあり方につきましては、委員会設置以来、鋭意、研究、検討がなされ、着実に足跡を残すことができ、町民の一定の評価もいただいておりまして、委員のこれまでの取り組みに心から感謝を申し上げます。 今議会におきましては、議会ホームページの開設に向けて熱心に取り組んでいただき、予算も計上されたところでありますが、議会活動内容を住民に知らせる常設の場となり得るところであり、町民に開かれた議会としてその効果が大いに期待されます。各位には引き続き議会改革に向けての英知の結集をお願いする次第であります。 また、それぞれの常任委員会及び政調会におきましても、町政発展と住民の福祉向上を念頭に、所管事務の調査、研究に積極的に取り組んでおられまして、平素の熱意ある活動に対しまして改めて敬意を表します。 昨年12月議会におきまして、その重要性にかんがみ地方分権調査特別委員会が設置されました。地方分権の進展につきましては、停滞気味の印象をぬぐえず残念でありますが、その流れが停止したわけでもなく、まして逆行するなどあり得ない話でありまして、住民に最も身近な基礎的自治体である町の姿が今後どのようにあればよいのか、自立する将来像を明示する意味においても、決して聖域をつくらず、広範にわたる丁丁発止の議論が求められているものと思料いたします。 時既に早春とは申しましても、まだ寒さ厳しき折、議員の皆さんにはひとしおご自愛をいただきまして、議会の究極の使命であります説明責任を果たすべく、かくしゃくとした町議会の審議にご精励くださいますようお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。--------------------------------------- △信条唱和 ○議長(武田平八君) 議員の信条を唱和いたしますので、議員の皆さんご起立願います。 私が表題を言いますので、その後続けてご唱和ください。     〔信条唱和〕 ○議長(武田平八君) ご着席ください。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(武田平八君) ただいまの出席議員は22名であります。 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(武田平八君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(武田平八君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 本定例会において町長から受理した議案は35件であり、お手元に配付したとおりであります。 また、今期定例会までに受理した請願は3件であり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしました。 また、監査委員から例月出納検査、定期監査の報告を受理しており、それぞれその写しをお手元に配付しております。 また、教育委員長から教育委員会主要事務事業に係る点検評価中間報告を受けており、その写しをお手元に配付しております。 なお、その他の事項につきましては、お手元に配付したとおりであります。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △行政報告 ○議長(武田平八君) ここで、町長の行政報告をいただきます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) 第467回紫波町議会定例会に当たり、町政についてご報告申し上げます。 まず最初に、新火葬場の建設事業につきましては、昨年の12月、建設現場を視察しておることでございますが、その後の経過のご報告をいたします。工事につきましては4月2日の供用開始を目指し、計画どおり進捗いたしておりまして、駐車場舗装工事、外構工事を除くほかは、ほぼ完成に近い状況にございます。今後の日程といたしましては、町の完成検査を実施した後、3月25日に施設の引き渡しを受ける予定となっておるところでございます。その後、落成記念式典を29日の午前中に、午後においては一般公開を行いまして、4月2日の供用開始を迎えることになります。 次に、元気はつらつ高齢者計画につきましては、現計画が本年3月で計画期間の満了を迎えるために、新たな計画策定を行っておるところでございます。本町の元気はつらつ高齢者計画につきましては、老人福祉法による老人福祉計画と介護保険法によりますところの介護保険事業計画の2つを一体的につくり上げるものでございまして、次期計画につきましては、平成21年度から23年度までの3カ年の町の高齢者施策の基本となるものでございます。 本町の現状といたしましては、高齢化率が23%、高齢者のみが暮らす世帯が14%を超えておりまして、今後も増加が見込まれるものでございます。計画の中においては、高齢者の方々ができるだけ長く自分の身の回りのことができるように、講演会、講習会など開催いたしまして、あるいは地域の取り組みなどによりまして積極的にかかわって、健康増進、介護予防への関心を高めまして、予防運動などの普及、地域の支え合いの支援を図ることを目指してまいります。 また、介護保険の要介護認定者は1,100人を超えておりまして、今後も増加が見込まれておるところでございます。したがいまして、介護サービスの利用の増加、給付費の伸びが見込まれまして、特徴といたしましては、期間中に特別養護老人ホームの20床増加を見込むこと、あるいは介護報酬の改定によって約3%の増加などが挙げられております。このために3年後の本町の給付費の総額は、約22億円を超える試算となっておるところでございます。これに対する介護保険料につきましては、今後3年間の収支を計算いたしますと、増額する必要がありますけれども、介護報酬の改定分の約半分は国の交付金を充て、残りの半分の自然増の分につきましては、介護給付準備基金の取り崩しなどを行って、現在の月額基準額3,483円を維持する計画にいたしておるところでございます。 次に、平成18年4月に岩手県立紫波病院が入院病床19床の紫波地域診療センターとなって以降、町においては、入院病床数の維持と診療体制の充実について強く県に要望を続けてまいったところでございます。しかしながら、昨年11月17日に県立病院等の新しい経営計画案をもとにした紫波地域診療センターの無床化計画を県医療局が発表いたしたところでございます。紫波町内の内科の入院施設は同診療センター1カ所のみでございまして、この実態からいたしまして、外来のみの診療所になった場合においては、地域医療への影響は深刻なものがございます。さらに、同センターには内科、外科の診療科のほかに、肝臓外来や糖尿病外来などの特殊外来も開設されておりまして、各種診療後の精密検査のできる医療機関といたしましての役割も担っていただいておるところでございまして、もしも無床化された場合においては、これらの機能の維持、継続についても危惧されるところでございます。 また、高齢化率が23%に達した紫波町にとって、地元に入院可能な療養施設があるという安心感は、医療の面だけでなくして高齢者福祉と介護の視点からも非常に重要であると考えておるところでございます。 町といたしましては、今回の無床化問題を契機に、町内の25団体で組織されました紫波地域の医療福祉を守る連絡会の活動と歩調をともにするとともに、無床化計画の対象となっておる関係町村と連携を密にいたしながら、県医療局に対しましての計画の撤廃と紫波地域診療センターの入院病床の存続についての要望を続けてまいる所存でございます。この間、連絡会が主催する住民集会、医療局の主催する地域説明会、さらには地域懇談会等が開催されましたが、町では一貫して計画案の撤廃を要望いたしておるところでございます。 しかし、2月10日に医療局から関係市町村に対しまして、計画の成案の事前報告がなされ、その内容は地域説明会や懇談会でのさまざまな意見が反映することなく、全くその点はなくして、平成21年4月1日から無床化を強行するものでありました。計画の開始期間は4月1日と猶予のない状況でありますけれども、町といたしましては、今後もさまざまな方面から無床化計画の撤廃に向けた取り組みを継続してまいるとともに、よりよい地域医療の確保に向けて、一層の努力を重ねてまいる覚悟でございます。 次に、日詰駅前地区土地区画整理事業につきましては、地域内の地権者の理解と協力をいただきながら、移転補償契約、宅地造成工事、道路の改良工事及び新設工事等の実施をしてまいったところでございます。その結果、県道日詰駅線の南側の区間道路につきましては、既に町道として供用開始されておりまして、舗装を残すのみとなっておるところでございます。 また県道の北側部分につきましては、町道北日詰・朝日田線の拡幅工事が終了し、新設の区画道路につきましても町道として供用を開始する予定となっておるところでございます。土地区画整理事業全体がおおむね計画どおりに推移いたしておるところでございまして、平成23年度の事業完了に向けて鋭意努力をしてまいる所存でございます。 次に、日詰地区のまちづくり交付金事業につきましては、町道郡山線、東裏線改良舗装工事が終了し、現在は町道郡山・上川原線改良舗装工事を実施いたしておりまして、また都市計画道路東裏・中新田約70メーター区間については、南側の用地取得及び移転補償が20年度末に完了予定といたしておるところでございます。21年度は東裏・中新田、日詰線、郡山駅8号線の道路改良工事と多目的広場整備工事を予定いたしておるところでございます。なお、県道紫波川井線の整備につきましては10月で完了いたしておるところでございます。 次に、下水道の所管する事業の状況についてでございます。 公共下水道事業では、南日詰、北日詰、高水寺地内において、管路施設工事として施工延長2,113メーターを契約金額1億8,200万で、日詰駅土地区画整理事業地内においては、管路施工488メーターを契約金額2,200万で施工いたしておるところでございます。事業最終年度を迎えておりまして、上平沢地区農業集落排水事業においては、管路施設工事といたしまして施工延長3,370メーターを契約金額2億8,155万3,000円で、路面復旧工事として復旧総延長9,540メーターを契約金額8,306万7,000円で、マンホールポンプ設置工事を契約金額2,131万5,000円でそれぞれ施工をいたしておるところでございます。平成15年4月に事業採択となりました本事業でございますけれども、対象戸数705戸、管路延長4万191メーターに達するものでございます。処理施設につきましては、平成19年度完成と同時に供用開始いたしておるところでございまして、現在、排水施設工事が完了し、259戸の家庭の生活排水を受け入れておるところでございます。この方々につきましては、利用可能となった受益者戸数全体の約46%に相当いたしておりますが、引き続き普及を図るために町の融資あっせん制度をPRするとともに、地元の管理組合とともに連携をいたしまして、一層の水洗化を進めるよう努力をしてまいります。 最後に、町管理型浄化槽整備事業でございますが、3月までに申請のありました83件すべて設置いたしたところでございまして、これまで事業開始以来327基となり、普及率が27%になりました。また先月でありますけれども、新たに設置された方を対象といたしまして、豊かな自然を守っている浄化槽の仕組みについて講習会を開催いたしまして、事業についてご理解を深めていただいておるところでございます。 次に、小中学校施設の耐震診断業務の進捗状況についてご報告申し上げます。 現在、昭和56年以前の旧耐震基準により建設された校舎、屋内運動場13棟のすべての建物について耐震診断業務を実施いたしておるところでございます。平成20年度当初予算計上分の小学校校舎3棟、屋内運動場4棟につきましては、現在、請負業者の診断内容を第三者機関であります岩手県建設住宅センターに審査判定を依頼いたしておりまして、3月下旬に判定結果が通知される見込みとなっておるところでございます。 また、地域活性化・緊急安心実現総合対策により、12月定例会で補正予算化いたしました小学校校舎1棟、中学校の校舎5棟につきましては、1月から調査業務を行っておるところでございますが、繰越事業となるものでございまして、岩手県建設住宅センターの審査判定を含めまして、業務の完了は平成21年9月ごろと見込んでおるところでございます。今後これらの判定結果に基づきまして、補強の必要とされる建物について早期に耐震改修設計を作成いたすとともに、順次補強工事を進めてまいる予定といたしておるところでございます。 次に、このたび2月17日から22日まで6日間の日程でオーストラリア、サザンダウンズリージョナルカウンシルを訪問し、姉妹都市の盟約の締結をいたしてまいったところでございます。その顛末についてご報告申し上げます。 今回の訪問は、平成17年6月に姉妹都市の盟約を締結いたしましたスタンソープシャイヤーが昨年の3月に隣接するウォーリク市と合併いたしまして、サザンダウンズリージョナルカウンシルとなったことから、改めて盟約を締結し、より多くの市民との友好のきずなを確認しようとするものでございました。訪問団は議会から武田議長、行政から川村教育長、佐藤商工観光課長、国際交流協会からお二方、それに私を含めて6名でございました。到着初日はウォーリク市のロンベリンガム市長を表敬訪問し、スピーチ交換後、スタンソープに向かいまして、グレンロジャース前スタンソープ市長と面談いたしまして、これまでの貢献に敬意を表し、感謝状を贈呈させていただいたところでございます。 2日目は、午後から市主催の歓迎会が行われまして、中学生訪問団と一緒に招待を受け、相互の国歌を斉唱し、後にスピーチや記念品の交換が行われました。また、夜には夕食会に続き、姉妹都市の盟約調印式が行われました。ここでも国歌の斉唱に引き続き、盟約書への調印を行った後に、ロンベリンガム市長から、この合意書に署名することにおいて私たちは国際的な関係を強化し、教育、観光、ビジネス、あらゆる機会を活用いたしまして、交流を活性化させていくことをお約束しますとのごあいさつがございまして、これに対しまして私からは、これまでの築き上げてきた交流がさらに大きな広い立場で行われるものと期待するとともに、市長さんを初め多くの皆さんが紫波町を訪問してくださることを希望いたします。また、緑豊かな市を第2のふるさとのように感じておりますといった趣旨を申し上げたところでございます。 サザンダウンズでの最後の夜に開催された夕食会は、非常に打ち解けた雰囲気の中で行われ、今回の訪問における大きな成果を確信いたしたところでございます。紫波町とサザンダウンズとの今後の末永い友好関係を基礎といたしまして、文化、教育、産業といった分野での発展の可能性を強く感じた次第でございます。 最後に、行政報告項目には記載されておりませんけれども、庁舎建設審議会の答申についてご報告申し上げます。 紫波町役場庁舎建設審議会につきましては、昨年7月8日に19名の方に委嘱申し上げ、役場庁舎の位置について諮問をさせていただいたところでございます。審議会は延べ5回にわたりまして審議され、昨日19名の審議委員全員のご出席のもと、全会一致で答申をいただいたところでございます。ちょうだいいたしました答申内容につきましては、新庁舎の位置といたしまして紫波中央駅前が最適地である、理由といたしましては、住民の利便性の高いこと、面積が十分に確保されていること、今後の町の発展が期待できることが挙げられております。また庁舎移転に当たっては、第1点目といたしましては、日詰商店街の活性化に配慮されたい、2点目といたしましては、現在地及び保健センター北側の土地利用につきましては地元意見に配慮されたい、3点目といたしましては、これらのことについては、地元の意見交換会などの開催によりまして共同で進められたい、以上の3点の附帯意見もちょうだいいたしたところでございます。 以上、庁舎建設審議会の報告とさせていただきます。 これで行政報告を終わらせていただきます。 ○議長(武田平八君) 以上で行政報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名
    ○議長(武田平八君) これより本日の議事日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、議長において    19番 阿部王洋君    20番 村上 充君    21番 小田島英二君を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(武田平八君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は本日から3月26日までの24日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は24日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定については、お手元に配付いたしました会期日程表のとおりでありますので、ご了承願います。--------------------------------------- △町長の演述 ○議長(武田平八君) 日程第3、町長の演述をいただきます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) 第467回定例議会が開催されるに当たりまして、平成21年度の町行政運営基本方針について申し述べさせていただきます。 昨年の我が国の経済を振り返ってみますと、原油価格の高騰から原材料価格が日増しに強まっておるとともに、8月下旬からの米国発の金融危機が突如として表面化し、世界経済は急速に下降する方向に向かい、1850年創業の米国を代表するリーマン・ブラザーズが破綻に追い込まれ、金融危機は悪化の一途をたどったところでございます。 一方、県内経済を見ましても、個人消費が総じて低調であるとともに、生産活動も低下の傾向にございまして、雇用面においても一層厳しさを増しており、危惧をいたしておるところでございます。 この現状を踏まえ、昨年12月26日、臨時議会を開催し、緊急雇用対策として対応をさせていただいたところでございますが、現在の状況においては回復の兆しもなく、むしろ厳しさが増してきておるところでございます。そのため雇用対策を継続していくことが必要でありますことから、商工観光課の強化を図り対応をいたしてまいる所存でございます。 昨年度、この席で米国のサブプライムローンの問題から、欧米経済が減速方向にあるであろうと発言をさせていただいたところでございますが、まさかこのように急速に経済状況が低下するとは予想外でありました。また、今年は暗いニュースで始まったところでございますけれども、経済状況は上半期に向けまだまだ厳しさが続くことが予想されますことから、試行錯誤を繰り返しながら次の3点について取り組んでまいります。 第1点目につきましては、基幹産業である農林業の後継者育成に対する支援対策であります。第2点目については、組織の人材確保対策、第3点には、低炭素化社会の構築のため、より一層の本町の循環型社会の推進に取り組み、ピンチをチャンスにとらえてまいります。 地方分権推進委員会は、昨年5月に第1次勧告、12月に第2次勧告を発表され、地方分権改革は進展いたしておるところでございますが、真の地方分権を推進するためには、地方の役割をより拡大するとともに、地域の自主性、自立性の確立を図り、住民の満足度を高め、多様性と創造性にあふれる社会を実現しなければなりません。町村を取り巻く状況は、過疎化、少子化、高齢化が進展し、地域経済の停滞感が強まってきておりまして、都市と地方との地域格差も拡大し、厳しい課題が山積みされておるところでございます。今後も町村の自己決定、自己責任の原則に従い、豊かな住民生活と個性あふれる多様性のある本町の地域社会の実現に向け、引き続き行財政改革に取り組んでまいりますとともに、住民との協働も進め、町の自治の確立を図ることを目指してまいります。 新年度につきましては雇用対策、経済対策、防災対策に重点を置きまして、以下5点について申し上げてまいります。 第1点目でございますが、健康で明るい地域社会の構築についてでございます。 最初に、町民の皆様が役場庁舎に来庁されまして、明るく気持ちよく用件を済ませることのできるよう窓口サービスの充実と接遇の向上に努めてまいります。行政事務の効率を高めるため、住民基本台帳カード、自動交付機による諸証明の発行を2年前から実施をいたしているところでございますが、今後も年間稼働と、朝そして夜の発行によりますところのサービス向上に努めてまいります。現在、諸証明の発行については1日平均50枚でございますけれども、今年度は70枚に向けて取り組んでまいる所存でございます。 国民健康保険は、財政においては危機的状況にありますけれども、安定運営に向けまして各種健康診断受診の普及拡大により、疾患の早期発見をいたしまして、町民の幸せを享受するとともに、国保の財政安定に配慮いたしてまいります。特定検診の実施されます生活習慣病予防については、重要視されておりますところでございますが、平成21年度は受診率50%の目標でございまして、受診率拡大による健康で明るい生活が送れるよう普及拡大に努めてまいります。 本町においては、地域づくりに向け、健康づくりに向け、元気はつらつ白書、介護保険白書を、そして高齢者支援白書を作成いたしておるところでございますが、各種保健事業を推進し、毎年保健活動のデータを公表いたしておるところでございまして、保健センターには多くの事業データが蓄積されておりまして、この白書のデータを有効に活用いたしまして、事業分析を的確に行うとともに、問題解決につなげてまいります。この白書は、本町の健康づくりにとって他に類を見ない大きな財産であり、先進事例であります。今後、白書の活用につきまして、町民の福祉、健康の向上と保険財政に大きく寄与いたしてまいります。 長寿健康関連については、医療制度の複雑化に伴い後期高齢者医療制度の周知をさらに図り、制度の健全な運営のために介護保険制度、後期高齢者医療制度の徹底と理解を得ながら進めてまいります。 地域医療問題といたしましては、県立中央病院附属紫波地域診療センターの無床化につきまして、昨年11月11日に県医療局から無床化を通告されて以来、一貫して無床化に反対してきたところでございますが、無床化が決定されたことは痛恨のきわみでございます。今後の方針につきましては、県議会での動向を見ながら、4月以降の対策につきましては、関係者、紫波郡医師会の皆様方と協議、検討を重ねまして、町民の健康と医療充実に向けて努力をいたしてまいります。 肝炎対策につきましては、町民だれでも健康で明るい生活を送る権利がありますが、何らかの原因で肝炎になり、苦しんでおる方々が本町でも多数おられます。昨年度も肝炎ウイルス検査を実施いたしましたけれども、新規に6名の感染者を確認したところでございます。現在、岩手医大第一内科のご指導を賜り、患者全体の協力も得ながら、三者で活動を盛り上げておるところでございまして、本町の取り組みは全国に数例でございますが、県内では唯一の肝炎治療費助成制度を立ち上げておるところでございますが、助成金につきましては1人当たり21年度から1万円の増額を実施いたしまして、肝炎患者に対する治療の充実を図ってまいります。 介護保険制度につきましては、保険料見直し年度となり、安定的運営のため必要とされる介護保険料の改定が必要でございまして、しかしながら、今回の改定につきましては、厳しい経済状況下にございまして、値上げの時期ではないと判断し、基金の取り崩しを行いまして対応をいたしてまいりますので、現行保険料で進めてまいります。 また、介護従事者の処遇を改善するために基金を創設しまして、これまでの介護従事者が低い単価で従事してきた要因となってきました介護報酬を3%プラスに改定されるものでございますけれども、保険料上昇に配慮し特別交付金が交付されたものでございます。 平成17年度に策定されました紫波町次世代育成支援行動計画につきましては、地域の笑顔は子どもの未来として策定されたものでございますが、前期が今年度で終了いたしますことから、見直しの年度となり、後期計画の検討に向けてまいります。本町では紫波の環境を100年後の子どもまで残し伝えていくことを新未来宣言で明言いたしておるところでございますが、しかしながら少子化の続く現在、日本独自の自然、文化を残して伝えることが危機的状況にございます。子どもは次世代を担う宝でありまして、社会全体で支えていくことが重要でございます。町民一人一人が子育てを通じ地域で助け合い、次世代育成にかかわり合いながら、子育てのできる環境づくりのためにワークショップ形式で検討いたしまして、平成21年度から平成26年度までの後期計画を策定してまいります。 町内私立幼稚園では、父母からの強い要望を受け、認定こども園として保育所の施設整備を実施することになったところでございます。町内全域からの入園が期待されますことから、子育て支援をしていただくことに期待をいたすところでございます。 こどもの家整備につきましては、古館こどもの家につきましては老朽化いたしているところでございますけれども、古館公民館増築に際しましてこどもの家を併設、整備を図ってまいる所存でございます。古館地区におけるこどもの家は、古館小学校校舎内にございます施設とあわせまして、小学校4年生までお預かりすることができるようになる次第であります。 子育て支援対策といたしましては、政府の第2次補正予算で子育て応援特別手当が創設されまして、小学校入学前3歳から5歳までの第2子以降の児童に支給されるものでございますけれども、支給につきましては年度を超えてから支給になるというふうに今現在見込んでおるところでございます。 地域包括支援センターにつきましては、高齢者支援として、生活を支える総合的機関として関係機関と連携強化を図り、地域のネットワーク化や介護予防サービス、生活支援に努める必要がございます。昨今、特に高齢化が一段と進行し、これによる犯罪も発生いたしておりますことから、民生児童委員、老人クラブ、ボランティア団体との連携を図り、高齢者支援ネットワークの構築を図り、情報交換を進めることでスムーズに問題が解決できるものと期待をいたしておるところでございます。また、高齢化に伴い成年後見制度を充実し、高齢者が安心して生活できるよう支援をしてまいります。 次に第2点目でございますが、循環型社会構築で産業が発展し潤いある政策の実現についてであります。 観光交流については、平泉世界遺産登録が延期されたことは、平泉関連施設の多い本町にとりましては、まことに残念でありましたが、次回登録までの期間、本町の観光資源である関連遺跡を整備する機会であると思われます。200万人交流構想として観光振興計画の策定に幅広い年代層の参加を促すとともに、ワークショップを開催し、観光交流における10年後のあるべき方向を求めてまいります。さらに期待されます効果の大きいものから優先度の高い順に実践プログラムとして策定をしてまいります。そのことで地域に誇りを持ち、生活を楽しむ意識を盛り上げ、観光交流を促進してまいります。また、観光交流の情報を発信する場が必要と思われますことから、町の歴史資料の企画展示もできるスペースを設けながら、観光交流発信の場の確保に努めてまいります。この施設は観光案内の機能を持った施設として活動できるようにしてまいります。 産業振興対策といたしましては、現在、土地区画整理事業を進めております日詰駅前地区にアンテナショップを開設いたしまして、特産品の産直販売機能をベースに、新規創業者、希望者に向けまして、チャレンジショップの場の確保を予定いたしておるところでございます。また、立ち食い、あるいは立ち飲みの場の確保を予定いたしておるところでございます。日詰駅前地区のにぎわいを特に創出をしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。 新たに商店街のにぎわい創出事業といたしまして、供用開始されました暮らしの道ゾーンのにぎわい創出が急務であります。日詰商店街での新規イベント企画といたしまして、駐車場等を利用した定期的な屋台村の開設、野外コンサートの企画、運営で、空き店舗活用も視野に入れながら、催事、企画によりまして商店街のにぎわい創出を計画いたしてまいります。 昨年後半以来、被雇用者を中心とした人員整理等による雇い止めの問題対策といたしまして、ふるさと雇用再生特別交付金事業を活用いたしまして、県の基金から全額支援を受けながら、民間企業への起業委託によりまして、失業者の雇用機会を創出いたしまして、安定、継続的な雇用を生み出すことをねらいとした事業を推進いたしてまいります。また、緊急雇用創出事業を活用した失業者対策といたしまして、希望する職につけるまでの短期間雇用をねらいとした雇用対策事業も取り組んでまいる所存でございます。 農業対策につきましては、昨年の世界経済不況に際し、第1次産業である農業が見直され、これまで契約を契機として安定した発展ができることに力を入れてまいる所存でございます。経済財政諮問会議で農政改革が議論され、生産調整を含めた米政策の見直しを検討する方向が示されましたが、この根底にあるのは約6割の水田面積があれば、日本の自給が賄えること、生産調整を守らない米の作付をしている農家が約3割ありまして、現在、生産調整をしなくとも罰則がないことの現状を踏まえまして、改革が検討されておるところでございます。この推移を見ながら対策を検討する必要がございます。 農業所得向上対策といたしましては、高品質堆肥を活用いたしました循環型農業を推進し、安全・安心な農産物を生産するために立ち上げた農産物認証制度を機能化させまして、高収益化、学校給食食材供給、産直販売など、農産物のブランド化を図ってまいります。昨今の肥料価格の高騰による経費節減対策といたしましては、えこ3堆肥の生産量の拡大に向けてまいります。 重点園芸作物の生産につきましては、昨年に引き続きまして岩手中央農業協同組合と連携し拡大を図ってまいります。耕蓄連携を図り、ホールクロップサイレージの普及拡大のために、収穫機械の導入を含めた支援に努めてまいります。飼料米の試験的栽培に取り組み、自給飼料生産拡大に努めまして、自給体制を試行いたしてまいりまして、飼料米導入については優良水田地帯においてはコンタミ問題を抱えておりますことから、慎重に進める必要がございますが、畜産振興の面から飼料米栽培で自給粗飼料を確保いたしまして経営安定に向けてまいります。 農業後継者育成についてでございますけれども、認定農業者の掘り起こしについては、認定農業者の資格を満たす農家の抽出に努めまして、認定農業者の増加を図るとともに、農業後継者確保に努めてまいります。冒頭に申し上げましたとおり、経済不況で雇用不安のときでございますが、今が農業後継者確保のチャンスでもあり、優秀な後継者の確保を目指してまいります。 新規就農者対策といたしましては、現在の状況を踏まえ、新規就農者の希望者も出てきておりまして、一定の期間農家体験後に農家として独立できる制度を推進してまいるとともに、新規就農者の育成を図り農業の就農者を確保してまいります。 また、集落営農組織の活性化については、集落営農組織のマネジメントができる人材の確保を推進いたすとともに、農業後継者、新規就農者、集落営農組織の人材確保については、今がチャンスととらえ推進を図り、本町の農業活性化に努めてまいります。 食料自給率の向上については、米の消費が1人当たり400グラム増加するとともに、外国産野菜の安全性が疑われ、国産野菜が見直された結果、カロリーベースで食料自給率が40%となり、1%上昇したことは意義深いものがございます。今大事なことは、消費者意識の変化を確実に食生活の改善につなげ、自給率の向上に結びつけていくとともに、地域が一丸で取り組むべきものでございまして、主食の米は食料戦略として消費拡大を図る好機であり、国の定める45%の目標に向けて進むことを念頭に置きまして運動を広めていく所存でございます。 食育推進につきましては、食の安全性が要求されてきておるところでございますことから、消費者、企業、生産者のネットワークの構築により、一層安全性を高めた食育を目指してまいります。このためには町民からの提案による食育の推進、特にも子育て世帯の食体験等、食育を通じた推進計画の実践を主体的に実践してまいります。食料自給率向上に向けては、伝統食の普及と米粉の新たな活用を産学官連携により推進をしてまいります。 第三セクターの経営健全化については、紫波フルーツパークにおいては、諮問委員会の意見を取り入れワイン部門に重点を置き、生産量を調整し販売に力を尽くしてまいります。自園自醸ワインは、町内で生産された原料にこだわり醸造いたしておりますことから、徐々に認知度が出てきておりまして、目標の6万本生産を確立し、中期経営計画策定によりまして、3年後の黒字経営化を目指し役職員一同頑張ってまいる所存でございます。 都市と農村の交流人口拡大については、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業を導入し、産直施設の整備、農産物の付加価値向上のため施設を整備してまいりました。さらに、都市と農村の交流人口を拡大いたしまして、農業の6次産業化に向けて推進をしてまいります。 次に、低炭素化社会の構築についてでございますが、本町は循環型社会の構築を長い間推進してきたところでございますが、スムーズに参画できるものでございますが、昨年7月に内閣府で調査したアンケート調査によりますと、低炭素化社会を知っていた人は3分の1しかございませんでした。低炭素化社会が必要と答えたのは9割と圧倒的多数でございましたが、どのような取り組みが必要かについては、省エネ家電、住宅、車、レジ袋削減、太陽光発電、森林保全等の順で回答があったと言われておるところでございます。低炭素化社会がわからなくとも、省エネによる環境意識の高さがうかがえるものでございまして、環境省の外郭団体の発表においては、日本においては2050年に温室効果ガスであるCO2を1990年に比べ70%削減する技術的なポテンシャルが存在することが明らかにされておるところでございます。 これを実行するためには、年間6兆7,000億から9兆8,000億が必要とされまして、この金額は2050年のGDPの約1%と言われておるところでございまして、環境産業として大きく貢献するとともに、技術を海外に輸出することを考えますと、産業として十分賄えるものと思われます。そのとき本町が取り組んでおる循環型社会と低炭素化社会の構築は相関関係にあり、循環型社会の構築と低炭素化社会の構築は、特に社会全体で先頭を切って進めてまいっておりますので、一層取り組みを強化推進することを目標にしてまいります。 新エネルギーの普及促進については、CO2削減抑制が原油高騰により関心度が高まり、引き続き太陽光発電の普及拡大の補助制度を継続して実施をしてまいります。また、バイオマスタウン構想については、木質ペレット製造については、公共施設、一般家庭へ普及拡大し、原料確保については岩手中央森林組合を中心として、また新たに国土交通省北上川ダム統合管理事務所と協定を考えておるところでございまして、流木、堰堤の草木を本町の循環型まちづくりに沿った取り組みで原料確保に努めてまいります。 食用油の回収によるバイオマスディーゼル燃料製造については、民間で取り組んでいただいておるところでございますけれども、回収量が多くなってきたことから、町といたしまして支援をいたしながら回収量のさらなる増大を図ってまいります。 地球温暖化を防ごう隊の取り組みのほか、環境学習、省エネ学習については、紫波みらい研究所の協力を得ながら、出前講座を開設いたしまして事業推進を図ってまいります。資源循環を生かした交流事業につきましては、循環型まちづくりによる交流を促進し、新たな事業交流に結びつける事業でございますが、農村体験交流事業でございますが、ツーリズムに対する研修を深め、土台づくりとして、教育委員会、環境課、農林課が連携いたしまして、首都圏との交流を視野に展開をしてまいります。 紫波企業の森づくり事業につきましては、昨年度から実施してまいりましたが、現在2社が事業展開を予定いたしておるところでございます。さらに拡大に努めるとともに、森林関係団体、森林ボランティアの方々と連携いたしながら、ツーリズム体験型企業の森として交流人口拡大とあわせて実施いたしてまいります。 農産物認証制度の実施に当たり、栽培農家の登録についてはPRを図り、多数の参加を促すとともに、現在、えこ3センター堆肥のみではなくして、堆肥生産いたしております製品を使用しても認証できるよう検討をいたしておるところでございます。 ごみ減量推進につきましては、盛岡紫波地区環境施設組合と盛岡市が容器包装廃棄物処理にかかわる委託及び施設の負担に関する協定調印式を締結いたしたところでございます。組合の施設内を改修いたしまして、玉山地区を除く盛岡市、矢巾町、本町、その全域の廃プラ、紙類の処理施設を4月から工事着工いたしまして、平成22年4月から稼働しようとするものでございます。稼働に先立ち、新年度は現在進めております分別の精度を向上させるために、説明会とごみ分別辞典を作成の上に、徹底した分別指導により、さらにごみの減量に努めてまいります。また、ごみを減量するためには生ごみをどう減らすかが課題でございますが、生ごみのごみ減量運動を実施いたしてまいります。 リサイクルの取り組みにつきましては、前年度917トン、平成20年度は950トン目標でございますが、新年度につきましては1,000トンを目標としております。この対策といたしましては、資源保管庫の普及が必要でありますので、新年度も保管庫の設置促進について推進をしてまいります。また、リサイクルの向上と燃焼ごみの減量を図ってまいりますが、レジ袋減らし隊の活動については活動が進められておりまして、成果が非常に見られるところであり、町民講座を続けながらさらに拡大を図ってまいります。 100年後の子どもたちにも今の環境を残し伝えるために、環境学習を充実し、紫波みらい研究所を初め、住民との対話、情報交流によりニーズを把握し、企画の充実、運営を行い、参加者の満足度を高め、リピーターの確保と新規参加者の掘り起こしに努めてまいります。 本町のまちづくりの根幹をなす環境循環基本計画が平成23年度に新たな計画年度となりますことから、この2年間の中で検討することが必要でありまして、多数の町民の意見を求めるため策定準備をいたしてまいります。 紫波稗貫衛生処理組合の施設につきましては、老朽化が目立ち、故障が多くなってきましたことから、今後の施設のあり方については組合内で検討を始めてまいります。 次に、第3点目、生活環境が充実する政策の実現についてであります。 快適に暮らせる社会について、日詰駅前土地区画整理事業は平成22年度工事完了を目指しております。都市計画道路、区画道路、交通広場、駐輪場及び宅地造成を整備し、町のシンボルゾーンとしてふさわしい良好な市街地の形成、商店街の活性化、公共交通機関の利用促進を支援してまいります。日詰地区まちづくり交付金事業は、暮らしの道の特性を生かし、都市計画道路及び多目的広場の整備を行い、安全で快適な生活空間の創出と地域経済の活性化を図ってまいります。紫波中央駅前土地まちづくり交付金事業については、平成10年1月に制定した日詰西地区における地区計画の目標である21世紀を展望した魅力あるまちづくりの拠点とするために、役場庁舎、文化教養施設整備と新駅設置及び環境にすぐれた住宅地の整備を創設するという目的を具現化するために、住民との意見交換会を重ねながら、未利用地の公益施設ゾーンを創設し、町民の利便性と交流促進をしようとする計画でございます。 辺地対策事業につきましては、長岡・徳田線改良工事についてでございますが、矢巾町から盛岡市を結ぶ広域的道路の中間に位置する場所にありまして、未舗装区間の幅については狭小、急勾配等により、冬期間の路面凍結により通行に支障を来しておりますので、この解消に努めてまいります。 安全に暮らせる社会については、準用河川平沢川改修事業については平成2年から続けておるところでございますが、当該地区の住宅化促進、進展が伴いますことから、流路の改修及び河積の拡大による多雨時期の洪水を防ぎ、氾濫を防ぎ、民生の安定を図ってまいります。 また、雨水対策といたしまして、サニータウン高水寺の増水時の対策を進め、安全性を確保しようとして今年度の事業を実施するものでございます。また、星山地区、彦部地区、赤石地区の北上川河川からの水防対策の実現につきましては、なお一層努力をしてまいります。 交通関連強化事業で将来予想されます災害に備えて、跨線橋耐震改修を実施し、地域住民と通学者の安全を図り、JR東北本線、東北新幹線の運行と安全を確保するものでございます。 木造住宅耐震改修支援事業については、一般住宅について耐震診断事業を進めてきたところでございますけれども、老朽化の木造住宅に対して耐震改修の一部費用について補助金制度を立ち上げ、近い将来予想されます災害に対しての耐震を促進して安全なまちづくりを目指してまいります。 水道事業につきましては、景気が不透明なことから企業や家庭においても節水の傾向にあり、料金収入が減少を来しておるところでございます。平成21年度は安全な水への関心が一層強まり、安定的な供給とこれに関連するサービスを提供し、町民の健康的な日常生活と快適な暮らしを支えることを目標に事業推進してまいります。 平成19年度から上配水場の運営管理業務を包括的に委託する事業評価について外部評価を実施し、今後の方向性を検討するとともに、公的資金補償金免除繰上償還を進めながら、実質公債費比率の低下に今後も努めてまいります。安全・安心、継続をより具体的に示す紫波町水道ビジョンは、新たに古館水源の可能性調査と古館浄水場の更新に合わせた浄水場及び配水施設の基本計画を策定し、今以上の安全・安心、安定と持続可能な水道についてビジョンを作成してまいります。 下水道事業については、町民の生活環境を守り、快適な暮らしの社会を構築するために積極的に下水道事業を進めた結果、汚水処理人口普及が83.5%と高い水準となったところでございますが、未普及の地域から早急な実施が要望されておるところでございます。一方では、下水道事業の財政圧迫と収入の根幹であります使用料の伸び悩みや企業債元利償還金の増加、施設の老朽化に伴う維持管理費や改築更新に伴う費用の増加において、依然として厳しい状況にございます。こうした状況から、限られた財源の中で重要なライフラインといたしまして機能を維持し、安定した下水道サービスを継続的に提供するために、平成19年度策定した事業計画と経営基盤強化を盛り込んだ紫波町下水道事業中期経営計画及び経営方針書に基づき、より効率的な事業運営に向けて取り組んでまいります。 経営につきましては、昨年、使用料の未賦課問題が発生いたしまして、事務事業の再構築が必要でございます。今後このような事態が発生しないようにシステムづくりに努めてまいりますとともに、議員各位と町民の皆様方にご迷惑おかけいたしましたことを心からおわびを申し上げるものであります。 下水道事業は、投資に見合う収益の改善を図り企業債償還の軽減に努めるほか、経営基盤強化のために地方公営企業法の適用準備を進めてまいります。事業実施についてはPI、いわゆるパブリック・インボルブメント調査結果をもとに、汚水処理基本構想、生活排水処理基本計画を見直し、未普及地区の早期解消を図ってまいります。 次に第4点目でございますが、信頼される行政と活力あるまちづくりについてであります。 信頼される行政を担うには、町の安全・安心を確保することであります。地域防災計画の見直しについては、町全域と町民の生命、財産を災害から守るために、災害対策基本法に基づき策定されるものでありまして、今定例議会の審議をいただくことになっておるところでございます。防災活動では老朽化の著しい消防車両の更新、消防活動に万全を期すための活動服の更新、防火水槽の整備、高規格救急救命車の更新を図ってまいります。 総合防災訓練については、地震を想定した訓練について地域住民と協働した訓練を実施いたしまして、災害意識の高揚を図り、また職員を対象とした災害対処図上訓練の実施については水害を想定し、情報伝達訓練を新たに計画いたしまして、災害に対する基礎的訓練を通じ町の安全・安心に万全な対策を図ってまいります。 市民参加条例については施行されて2年目になりますが、条例が施行されてから情報公開が活発となり、市民参加条例に対する関心が深まり、まちづくりに対する町民の思いが高揚し、参加意識が強くなってきたことが肌で感じられておるところでございます。 地区創造会議については、現在4地区で実施をされておるところでございまして、未実施地区解消に向けては、地域の歴史、文化の掘り起こしに努めてまいる所存であります。 行財政環境が厳しさを増し、特に本町は県内で最も実質公債費比率が高い町でございますけれども、平成16年度に策定し平成20年度に修正した持続的に自立できる紫波町行財政計画に基づき、計画推進を着実に実施をしてまいります。今後も本町計画に従い、行政経営改革を進行させながら、健全財政を堅持できることを目標に町財政運営に努めてまいります。 財政健全化法に基づいた指標の公表については昨年9月から実施し、これに加えて公会計改革による財政諸表の整備を進めておりまして、随時公表をしてまいります。公会計改革の抜本的な意義は、発生主義、複式簿記に基づいて財政諸表を公表することによりまして、町民はもとより議会関係者、行政担当者が適正な判断情報を共有いたしまして、財政民主主義を実現することと認識をいたしておるところでございます。そのためには資産台帳の作成が急務でありますことから、平成21年度は課題解決に努めてまいるところでございます。 次期総合計画の構想素案については、平成21年度に作成してまいりましたが、構想の作成に当たっては既にワーキンググループが組織され、基礎資料を作成するとともに、町の課題整理に着手しております。市民参加条例に基づく懇談会、市民会議を通じまして、町民の皆様の意見と将来を担う子どもたちの夢を実現するために、小中学生の作文を募集し反映させてまいる所存であります。 平成21年度から取り組んでおります財政展開システムについては、総合計画の実施計画ローリングと予算編成を連動させておるところでございます。出納閉鎖後、速やかに事業の分析評価を行い、年度下期の事業結果を反映させながら新年度に生かしていくものでございます。平成21年度は3度目となったところでございますが、その行政政策展開システムを確立をしておるところでございます。 次に、組織機構の見直しについては、課の設置といたしまして都市計画課の新設を行い、都市計画の適正化、耐震化促進に向けまして、安全・安心な町並み整備、公民連携プログラムの施設整備に関する体制強化を図るものであります。また、公民連携対策強化に向けまして、公民連携室に新たに仮称でございますが、情報交流プラザ開設準備も所管をさせまして万全の体制を組んでまいります。 次に、これまで商工観光課が1室でございましたが、商工労政室と観光交流室の2室体制とし雇用環境の充実を図ってまいります。 また、増加する多重債務やあるいは消費者トラブル、消費者保護のもと、その対応をいたしてまいります。 次に、室の移動でございますが、協働支援室を総務課から企画課に移動し、協働のまちづくりと地域創造会議の成果を総合計画に反映させてまいります。 次に、税の収納については、経済状況悪化のもと収納率低下が予想されますことから、公金の全町的な納付環境整備を考え合わせながら、コンビニエンスストアにおける収納に向けて検討を行っておるところでございます。 次に、5点目でございますが、将来の担い手育成についてであります。 教育施設についての安全確保の面から、耐震調査については委託発注を終了いたしたところでございますが、調査結果については平成21年9月までに終了、判明することになっておるところでございます。補強工事については、危険度合いが高いと見込まれます片寄小学校校舎、佐比内小学校体育館の耐震補強工事を予定いたしておるところでございますが、今後調査結果に基づきながら建設年月と照らし合わせながら、計画的に補強工事に取り組んでまいります。 次に、学校給食センターについては昭和48年に建設されておりますけれども、老朽化が著しく、施設の更新に向けて運営、建設についての検討の時期に入っておるところでございます。また、地産地消による食材供給については、生産組織の方々と連携を一層綿密なものにしてまいりまして、供給量を増加し、子どもたちの健康に寄与してまいります。 次に、体育施設の耐震化については調査を終了いたしておるところでございますが、今後耐震設計を実施し、補強に向けてまいりますけれども、施設全体の老朽化が著しく、体育館の雨漏り補修を初めとする補強については計画的に実施をいたしてまいります。 中央公民館及び地区公民館の補修については、高齢者、障害者が利用しやすいようなバリアフリー化に向けまして計画的に改修をいたし、また古館公民館は狭いというふうな要望が出されておりましたので、地区コミュニティー施設といたしまして機能を発揮できるよう整備をしようとするものでございます。古館地区につきましては人口の増加が進み、他地域からの転入者も多くあり、その中でコミュニティーをどう構成し、どう維持していくかを議論する場が必要であり、公民館を中心とした活動ができるよう場の確保を図ってまいります。 小学校に英語活動を導入してから5年を経過いたしたところでございますが、中学校では現在2カ国との学校の交流を深めており、今年2月にその場を見る機会がございましたが、その成果が着実に向上しておることを目の当たりにいたしたところでございますが、今後英語活動が必修科目となりますけれども、方向性を見ながら英語指導に力を入れ推進するよう協議をいたしてまいります。将来を担う子どもたちには、世界で活躍できる可能性を秘めた子どもたちが多くいることと存じます。その才能を引き出す使命と今後に向けた環境に努めてまいらなければならないというふうに思っておるところでございます。 結びに、知ろう、話そう、行動しようのもとに平成12年6月、環境新世紀イベントを開催し、以降、循環型まちづくりに取り組んでまいったところでございます。この活動を継承させるためには、子どもたちの理解を深めることが大切なことから、紫波町循環型まちづくり条例の作成には、小学生が理解できるよう優しい言葉を使ってあらわされたところでございます。昨年の洞爺湖サミット以降、低炭素化社会の構築に米国のオバマ大統領も賛同され、世界規模での取り組みが求められておるところでございます。今まさに世界は同時不況でございますが、低炭素化社会に向けた産業は立ちどまることができないものでございます。このようなときに当町で取り組んだ循環型まちづくりが、その指針が評価されることと思います。今後とも強力にその取り組みに対して進めていかなければならないと思っておるところでございます。 地方自治体は、自己責任、自己決定のもと多様で個性豊かな自治を実現していくためには、地方交付税などの一般財源の確保が不可欠でございます。そのため財源調整機能、財政補完機能を堅持することが重要であります。財政運営につきましては、持続的に自立できる紫波町行財政計画に従い、細心の注意を払いながら運営をしてまいりますが、現在、重要課題として取り組んでおります公民連携による地域活動事業につきましては、当町は盛岡市と花巻、北上市の中間地点にあり、まちづくりに付加価値の向上を図ることにより、現役世代の生活拠点を整備することにより躍進を遂げるものでございます。世界は同時不況と言われて、先行き不透明感でございますけれども、そういうときにこそ綿密なプランニングのもとに推進計画の策定に努めるべきときであると、それが事業の成功につながるものであります。 今、明るく希望の持てるまちづくりに邁進するときでございます。昨年度のこの席で発言をいたしましたが、今の自治体には新たな自治体の仕組みが形成されるときが近い、そのときに権限が変わり、地域にあった法令で地域経営がなされるいうふうに発言をいたしたところでございます。それが真の地方分権であり、公民連携であるというふうに私は思う次第であります。 紫波の歴史は8世紀から9世紀に始まり、北国の蝦夷の本拠地が岩手県であり、その北の要害が紫波地域でありました。そして、中央政庁から征夷大将軍として坂上田村麻呂がこの地に拠点を築いて活躍されたと記述されておるところでございます。その後、平泉文化の影響を受け、長い歴史の中で先人たちのたゆまぬ努力と英知の結晶で現在の紫波町が築かれたものでございます。先人の思いを無にすることなく、今ある我々が努力し、これからの紫波町を築いていかなければなりません。脈々と引き継がれてきた歴史、文化を正しく後世に残し、伝えることが我々の使命であり、明るい活気にあふれるまちづくりに向かってひるむことなく立ち向かってまいります。 議員並びに町民各位のなお一層のご指導とご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げますとともに、ご提案申し上げました諸案件につきましては、原案どおりご賛同賜りますようにお願いを申し上げまして、平成21年度に当たっての所信とさせていただきます。 長い間、ご清聴ありがとうございました。--------------------------------------- △教育委員長の演述 ○議長(武田平八君) 日程第4、教育委員長の演述をいただきます。 教育委員長。 ◎教育委員長(中野英明君) 第467回紫波町議会定例会の開会に当たり、発言の機会をいただきましたこと深く感謝申し上げます。 平成21年度紫波町教育行政の重点施策につきまして、その概要をご説明申し上げます。 紫波町の学校教育が目指すものは、学習指導要領の趣旨を踏まえ、創造性と進取の気性に富み、社会の変化に主体的に対応できる能力と国際的な視野を持った心豊かな児童生徒の育成であります。また、子ども一人一人の多様な個性を大切に伸ばしながら、ともに生きる心をはぐくみ、基礎基本の確実な習得や自ら考える力など生きる力の育成を図ることであります。そのために、岩手県教育委員会並びに盛岡教育事務所の基本方針や重点施策を受けながら、本町の実態や特性に基づいて、紫波町教育目標の具現実行を引き続き図ってまいる所存であります。 以上の方針のもとに、学校教育の充実について次の重点施策を進めてまいります。 第1に、教育課題を的確にとらえた学校経営の推進に努めてまいります。 学習指導要領、県教育委員会の方針を受け、児童生徒や地域の実態を十分踏まえながら、各教科、領域及び総合的な学習の時間など、調和のとれた適切な教育課程の編成とその実施に努めてまいります。 また、地域に開かれた学校づくりを推進するため、各学校のホームページによる情報発信を積極的に行うとともに、学びフェストの点検、見直しを行いながら、家庭や地域と共同する学校、いわゆる岩手型コミュニティースクールの推進を図ってまいります。さらに、町民の方々が小中学校の授業の様子を学区にかかわらず自由に参観し、学校教育について理解を深めていただく「一斉参観日」を引き続き実施いたします。 第2に、一人一人の資質や能力を伸ばすための学習指導の充実を図ってまいります。 町教育研究所を中心に実施してきた標準学力検査を継続実施してまいります。その分析と授業改善への有効活用により、年々成果があらわれております。さらに、この成果を効果的に活用し、基礎基本の確実な定着を図る指導を徹底して児童生徒の学ぶ意欲をはぐくみ、学校と家庭が連携しながら家庭学習の習慣化を図り、自ら学び考える力の育成に一層努めてまいります。 また、小学校1、2年生で導入されている35人学級を継続するとともに、中学1年生においても35人学級を導入いたします。加えて複数の教員による少人数指導やチームティーチング並びに複式学級を持つ学校への複式支援講師の導入など、指導体制の工夫を図ってまいります。 国際理解教育につきましては、平成21年度より小学校において外国語活動が実施されます。本町においては既に英語活動を3年生から実施してきましたが、新たな学習指導要領のもと、赤石小学校が文部科学省委託の研究協力校として、町内11小学校の牽引役となって外国語活動を推進してまいります。これまでの取り組みを顧みますと、子どもたちは楽しみながら英語に親しむなど大きな成果が得られております。課題とされております小学校教員の研修、中学校英語授業との橋渡し等の解決を図るため、小中連携の研修会を開催するなど、本年度も内容の充実に努めてまいります。 さらに、中学校の国際理解と国際社会に対応する人材育成のため、アメリカ・ローリー市及びオーストラリア・サザンダウンズ市への海外派遣事業を継続して実施してまいります。 また、中学生の体力向上を図りスポーツに親しむ基礎を培うため、財団法人紫波町体育協会と連携しながら、中学生に未経験のスポーツ種目の楽しさや醍醐味を味わわせる運動部活動活性化事業を推進し、丈夫でたくましい体と心の育成に努めてまいります。 第3に、豊かな人間性をはぐくむ心の教育の充実に努めてまいります。 思いやりの心と困難に打ちかつ心を育成するため、全教育活動を通じた道徳教育の充実を図り、正しい規範意識や豊かな人間性、社会性を育成する生徒指導に取り組んでまいります。 また、生徒の悩みに専門的な助言を行うスクールカウンセラー、いじめ等の生徒の相談や不登校児童生徒の指導に当たる適応支援相談員及び自立支援相談員等の人的配置を充実させるとともに、中1ギャップ防止のために、小中学校の連携を強化するなど生徒指導体制の充実を図ります。 第4に、教員の資質や指導力の向上と教員研修の充実に努めます。 児童生徒の学力の向上、心の教育の充実につきましては、ひとえに教員の指導力によるところが大であります。教育委員会としては、学校教員のニーズに応じた研修の充実に努め、年間1人1回は研究授業を行うなど教員の授業力の向上に努めてまいります。 また、各学校の研究成果を広めるため、本年度は赤沢小学校、紫波第一中学校で学校公開研究会を行い、町内教員全体の研修を深めてまいります。 第5に、教育環境の計画的整備充実に努めてまいります。 子どもに対する登下校時の声かけ事案等が各地で多発しており、児童生徒の安全確保が求められております。当町ではスクールガードリーダーが各学校区を巡回するとともに、スクールガードボランティア等地域の方々の協力による見守りを行っていただいております。引き続き町内関係機関、地域、保護者との連携を強化し、子どもたちの安全・安心を確保してまいります。 また、特別支援教育の推進については、町の就学指導委員会の専門的な見地からの指導、助言に基づき、心身に障害を持った児童生徒の望ましい就学のあり方を考えるとともに、自閉症等の発達障害を持つ児童生徒の生活、学習の支援を行うスクールヘルパー等を適切に配置した上で、各校の特別支援教育コーディネーターを中心とした指導体制のもと、就学相談、教育相談の充実を図ってまいります。 学校施設の整備においては、計画的な維持修繕に努めるとともに、耐震化の推進を図ってまいります。 次に、教育の一環としての学校給食の推進について申し上げます。 児童生徒を取り巻く食の環境は、栄養摂取の偏りや生活習慣病の低年齢化など、栄養面や健康面への不安、そして生活の多様化による朝食の欠食や孤食など、食生活の乱れが顕著になっている傾向に加え、最近の外国産食材の安全性への不安や食資源の浪費、廃棄等、多くの課題が指摘される中、食への関心はますます高まっている状況であります。このような状況下において、児童生徒自らが健康管理できる自己管理能力を身につけながら、生涯を通じて健全な食生活を実践することを目指し、教育の一環として学校給食を推進してまいります。 そのため、第1に食育基本法や紫波町食育推進基本計画の趣旨に即し、合理的な栄養摂取や季節ごとの伝統行事食、郷土食等に配慮した生きた教材としての学校給食を通して望ましい食習慣を養うとともに、日詰小学校に配置されている栄養教諭を中心に、学校の授業との密接な連携で実施する食に関する指導を充実してまいります。 第2に、安全・安心な学校給食の推進のため、循環型まちづくりの一環として地場産食材供給に取り組む関係機関、団体等との密接な連携により、地場産品の積極的な活用など地産地消に努めてまいります。 また、学校給食衛生管理の基準の遵守を徹底するとともに、食材調理品の取引についても、製造、作業工程の衛生管理状態や安全性を定期的に確認し、一層の衛生管理の徹底を図ってまいります。 続いて、生涯学習の推進と公民館活動等の充実に向けた重点施策について申し上げます。 社会構造の変化に伴い、社会生活や価値観が著しく多様化しており、多種多様な学習ニーズに対応した学びの環境が求められている中で、町民一人一人が学習の機会を享受し、その成果を生かすことができるよう支援していく必要がございます。 そのため、第1に町民の自発的、自主的な学習活動がなされる環境づくりが重要であります。本年度は古館地区コミュニティーセンターや公民館施設の耐震化、バリアフリー化等の整備充実を図り、地域にあるさまざまな資源等を生かした学習や生きがいづくりの活動を推進してまいります。 第2に、地域と家庭、学校の連携で子どもをはぐくむ活動を推進してまいります。 子どもたちが地域の中で活動できるよう社会参加を促進し、体験活動などを積極的に行えるよう地域の教育振興運動や中高生社会参加活動の一層の推進を図ります。 さらに、学校時間外における子どもの過ごし方や学習活動を支援するため、子どもの居場所づくりや家庭教育の支援を引き続き実施いたします。 第3に、男女共同参画社会の形成への取り組みについてであります。紫あ波せあっぷるプランに基づき、緊急課題であるDV防止を強化するため、その研修会を開催するなど、男女がともに生きる社会の実現に向け、一層町民の意識の向上に努めてまいります。 第4に、芸術文化の振興と文化財の保存・保護と活用を図ってまいります。 芸術文化の活動については、町芸術文化協会を初め、文化活動を行う団体の自主的な活動を支援してまいります。また、町内に多く残っている有形文化財や伝統芸能については、積極的な保存・保護に努め、その活用を図りながら郷土の歴史や文化を伝承するなど、地元学の視点からも学習活動を推進してまいります。 第5に、胡堂文庫の図書利用を促進するとともに、図書館建設に向けた準備を進めてまいります。 胡堂文庫は、町の読書活動の拠点として図書利用の促進が図られるよう引き続き内容の充実に努めてまいります。また、計画されている図書館整備につきましては、交流機能をあわせ持つ公共の場としての整備に向けて、寄贈図書の整理など準備作業を進めてまいります。 第6に、野村胡堂・あらえびす記念館の充実に努めてまいります。 すぐれた芸術・音楽鑑賞等の機会や発表の場の提供に努めるとともに、各種企画展や野村記念講座、文章講座等を継続して開催してまいります。また、所蔵する貴重な資料の調査、整理を進め、公開してまいります。さらに、記念館のPR活動を積極的に進め、各種団体と連携を強化し入館者の増加に努めてまいります。 次に、生涯スポーツの推進についてであります。 第1に、健康志向の住民ニーズに基づくスポーツ・レクリエーション活動を推進してまいります。町民だれもがスポーツ・レクリエーション活動に親しみ、健康増進や体力づくりが図られるよう各種のスポーツ教室や競技大会を開催してまいります。また、体育団体等と協力し、スポーツ指導者やボランティアの養成などに努めながら、底辺の拡大を図り競技スポーツの振興につなげてまいります。 第2に、運動公園各施設及び多目的スポーツ施設について、指定管理者である町体育協会と連携を図りながら、効率的な事業展開と管理運営を図ってまいります。 最後に、勤労青少年ホームの充実であります。 勤労青少年ホームは、若者の余暇活動と学習活動を支援する施設として期待されていることから、各種の教養講座を初め、食育などの実用的な講座を開設してまいります。また、併設する若者出会い支援協議会と自治会活動との連携を図り、若者が出会う機会の場となる効果的な事業の展開を図ってまいります。 以上、重点施策の一端を申し述べ、教育委員長演述といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) ここで暫時休憩をいたします。 △休憩 午後0時01分 △再開 午後1時00分 ○議長(武田平八君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第1号の上程、説明、委員会付託 ○議長(武田平八君) 日程第5、議案第1号 紫波町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) 議案第1号 紫波町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例についてご説明申し上げます。 本案は、介護従事者の処遇改善を目的とし、平成21年4月、介護報酬が改定されることに伴う介護保険料の上昇の抑制に要する経費の財源として国から交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を適正に管理運用するため、基金を設置する条例に関し議決を求めることについてでございます。 施行期日は交付の日とするものでございます。 なお、本案の詳細につきましては、生活部長よりご説明申し上げますので、ご賛同賜りますようによろしくお願いを申し上げます。 ○議長(武田平八君) 生活部長。 ◎生活部長(戸塚盛悦君) 議案第1号につきまして補足説明を申し上げます。 介護保険制度におきましては、サービス提供の対価である介護報酬を国が定めておるところでありますが、介護報酬は平成21年度に3%程度の増額改定が行われる予定となっております。介護報酬が引き上げられますと介護保険料が上昇いたしますが、この改定に伴う保険料上昇分について保険料負担の軽減を図るために、平成21年度の増加分全額相当及び平成22年度の増加分の半額相当を介護従事者処遇改善臨時特例交付金として国が市町村に交付することになったものであります。 当該交付金は、平成20年度内の交付が予定されている一時金でございまして、平成21年度以降保険料軽減分として介護給付費に充当するために、基金に積み立てましてこれを管理するものでございます。 第1条でございますけれども、第1条は基金の設置及びその目的を規定しております。 第2条におきましては、基金に積み立てる額を規定しておりまして、介護従事者処遇改善臨時特例交付金が原資でございますけれども、運用金も積み立てることから、交付金の額とせず予算に定める額としたものであります。 第6条に入りますが、第6条は基金の処分について、第1条の基金設置の趣旨から、保険料の増額の軽減とそのために要する準備経費等に限定するものであることを規定しております。 なお、附則の第2項は、この基金が平成23年度までに整理完結すべきものであることを明示しております。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(武田平八君) ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号の審査方法については、議長を除く議員全員で構成する条例審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号は、議長を除く議員全員でもって構成する条例審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 なお、お諮りいたします。 条例審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、審査の上で必要な資料については、その都度求めることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第24号の上程、説明、委員会付託 ○議長(武田平八君) 日程第6、議案第24号 平成21年度紫波町一般会計予算を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) ただいま議題となりました平成21年度紫波町一般会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町一般会計予算について、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ109億6,377万9,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして2.3%増でございます。 内容については経営支援部長よりご説明申し上げますので、ご賛同賜りますようによろしくお願いを申し上げます。 ○議長(武田平八君) 経営支援部長。 ◎経営支援部長(八重嶋雄光君) 議案第24号 平成21年度紫波町一般会計予算につきまして補足説明を申し上げます。 1ページの第1条の歳入歳出予算の総額につきましては、町長説明のとおりでございます。 2項の予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、2ページから6ページの第1表歳入歳出予算をお目通しをお願いしたいと思います。 第2条の債務負担行為、第3条の地方債につきましては、7ページの第2表債務負担行為、8ページの第3表地方債にてご説明を申し上げます。 第4条の一時借入金の借り入れの最高額につきましては、15億円と定めるものでございます。 第5条、歳出予算の流用につきましては、各項に計上した給与、職員手当及び賃金に係る共済費を除く共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用ができるものと定めるものでございます。 7ページにお進みをいただきます。 第7表債務負担行為でございます。農業近代化利子補給、あるいは表の一番下でございますが、古館コミュニティーセンター整備事業など5件でございます。期間、限度額はお示しのとおりでございます。 次、8ページでございます。 第3表地方債でございます。一番上の一般公共事業債(県営農業生産基盤整備事業)など、本表のとおり7件でございます。なお、限度額の合計は後ほどまた触れさせていただきますが、6億9,739万7,000円でございます。下の臨時財政対策債が前年度より約1億6,000万円ほど多くなってございます。 次から事項別明細書でありますが、11ページへお進みをいただきます。 11ページ、12ページは総括表でございます。お目通しをお願いいたしまして、13ページへお進みをいただきます。 2の歳入でございます。歳出のほうもあわせまして、主なものの説明とさせていただきますので、ご了承をお願いいたします。 1款1項町民税、一番上でございますが、合計12億9,835万4,000円、2,322万2,000円の減の見込みでございます。下の2項固定資産税、1目のほうですが、14億9,156万9,000円で、これにつきましても2,657万8,000円の減でございます。 次、15ページへお進みをいただきます。 上から4段目でございますが、6款1項1目地方消費税交付金につきましては、2億4,000万円で1,000万円減を見込んでおります。 次のページでございます。 中ほど10款1項1目地方交付税につきましては総額39億9,960万円で、3,960万円の増を見込んでおります。 次、22ページでございます。 14款2項国庫補助金でございますが、前のページから関係します各まちづくり交付金など合わせまして2億9,295万9,000円でございます。 次は2ページほど飛んで、26ページでございます。 26ページ上、こちらは2項の県補助金でございますが、今年度につきましては998万8,000円の減で3億3,548万5,000円でございます。 次のページ、29ページでございます。 一番上、18款1項1目繰入金でございますが、3行目、町債管理基金繰入金、これの増などがございまして、前年より1億3,448万円増の4億808万1,000円でございます。 次、33ページでございます。 こちらは21款の町債でございます。先ほど第3表でも触れましたけれども、合わせまして6億9,739万7,000円でございます。 次は37ページでございます。 3の歳出でございます。1款1項1目議会費、今年度1億3,412万円に始まりまして、以下説明欄で、1件の金額の大きなものを中心にご説明を申し上げますので、ご了承賜りたいと思います。 39ページにお進みをいただきます。 上のほうでございますが、2款1項総務管理費の2つ欄目でございます。3節の職員手当等のうち一番下、退職手当負担金2億4,568万5,000円でございます。 次は、43ページでございます。 43ページの一番上でございます。こちらはただいまの款項と同じでございますが、25節積立金では、まちづくり基金積立金1億485万5,000円でございます。 次、ページはずっと飛びまして、62ページでございます。 こちらは3款1項社会福祉費、ページの下のほうの節でございます。ここは1目の社会福祉総務費でございますが、ページ下19節の負担金補助及び交付金の3項目めに当たります紫波町社会福祉協議会事務局運営費補助金2,711万5,000円でございます。 次は、67ページでございます。 同じく1項社会福祉費でございまして、ページ上のほうでございます。ここは3目の心身障害者福祉費でございますが、20節扶助費でございますが、説明欄の中ほど旧障害者施設支援費1億4,974万8,000円、介護給付費8,909万9,000円、訓練等給付費5,815万円など合わせまして3億2,194万3,000円でございます。 次は、70ページでございます。 70ページ、こちらは7目の福祉医療給付費のところでございますが、70ページの下のほう20節扶助費でございますが、説明欄、乳児等医療給付費1億6,836万円など合わせまして2億736万円でございます。 下のページの上のほうでございます。 8目の国民健康保険費、28節繰出金でございますが、国保基盤安定事業繰出金などなど国保関係でございますが、1億5,458万6,000円の計上でございます。下の介護保険費でも28節繰出金は2億7,464万9,000円、次の10目後期高齢者医療費、19節のほうにおきましては療養給付費負担金2億5,273万9,000円、次の下の28節繰出金では、保険基盤安定繰出金6,069万2,000円でございます。 次の72ページでございます。 こちらは2項の児童福祉費、ここは1目の児童福祉総務費になりますが、ページ下のほうでございます19節、ここでは2行目、認定こども園施設整備費補助金、これは新規のものでございまして3,581万5,000円でございます。 下のページの上のほうでございますが、ここは児童手当費でございますけれども、やはり20節でございますが、児童手当関係、被用者等合わせて5項目ございますが、2億6,150万円となっております。 次、74ページ、次のページでございます。 上のほうでございますが、保育所費のここは需用費でございますけれども、下から3項目め、給食材料代、これは保育所のものでございますが2,364万円、それからこのページの下の13節委託料でございます、下から2項目め、保育所入所委託料につきましては、2,800万円でございますし、下のページの上から4行目、保育所運営事業実施委託料1億431万円でございます。 ページは飛びまして、80ページへ参ります。 ここは4款1項保健衛生費、ここは2目の予防費になります。ページの中ほど13節委託料のうち、一番上、予防接種委託料につきましては2,864万4,000円でございます。 ページを1ページめくっていただきまして、下の83ページでございます。 こちらの13節委託料、同じ款項でございますが、13節委託料の一番下、健康診査委託料につきましては4,395万円でございます。 さらにページをめくっていただきまして、85ページでございます。 中ほどでございます。同じ款項ではありますが、5目の火葬場費の15節工事請負費、説明欄、旧火葬場解体工事費2,880万円、次の17節公有財産購入費につきましては、今年度からの計上になります。火葬場建設事業サービス購入料7,633万4,000円でございます。 次のページでございます。 中ほどの19節負担金補助及び交付金で説明欄の一番上でございます。盛岡・紫波地区環境施設組合負担金、21年度につきましては4億9,420万3,000円となります。下の2目し尿処理費のところでございますが、同じく19節で紫波、稗貫衛生処理組合負担金、こちらのほうにつきましては5,782万円でございます。 ページ飛びまして、93ページでございます。 6款1項農業費、ページやや下、ここは1項の農業費の2目農業総務費に当たりますが、19節5項目めでございます。国営土地改良事業山王海地区負担金2億4,791万8,000円でございます。 次はページ1枚めくっていただきまして、95ページでございます。 同じく農業費でございますが、中ほど4目のすぐ上のところでございますけれども、農業振興費19節の説明欄最後のところ、集落営農育成確保緊急整備支援事業費補助金として2,318万3,000円でございます。 次は、98ページでございます。 中ほどでございます。1項農業費のここは5目構造改善費でございますが、19節中ほど、中山間等直接支払交付金5,671万円でございます。 次は、101ページのほうにお進みをいただきます。 ページ上のほうでございますが、農村整備費になりますけれども、28節繰出金、農業集落排水事業特別会計繰出金4億338万円でございます。 ページは飛びまして、106ページでございます。 7款1項商工費、ここは2目商工業振興費でございますが、ページやや下21節貸付金で中小企業振興資金貸付預託金3,300万円でございます。 次は108ページへ参りまして、4目の消費者行政推進費のほうの21節、こちらのほうにつきましては消費者救済金貸付預託金3,100万円でございます。 次は、112ページでございます。 8款土木費に参りまして2項道路橋梁費、ここは2目の道路維持費になりますけれども、中間よりやや上、13節委託料欄の下の2行でございます。除雪委託料につきましては2,639万9,000円の計上でございますし、次の1番下になりますけれども、新規でございます跨線橋耐震補強工事委託料6,570万円でございます。 下のページ、113ページの道路新設改良費でございますが、15節工事請負費といたしまして、道路改良工事費として2,500万円でございます。 次は、117ページでございます。 こちらは4項の都市計画費で2目の土地区画整理費、ページ一番下でございますが、13節委託料では設計業務委託料9,958万5,000円でございます。 また次ページの同じく上のほうでございますけれども、15節工事請負費におきましては、道路改良工事費9,287万5,000円、宅地造成工事費2,659万2,000円など合わせまして1億1,946万7,000円でございます。 欄1つ飛びまして、22節の補償補填及び補償金のうち説明欄上でございますが、土地区画整理事業に伴う物件移転補償費2億7,742万7,000円でございます。 ページの下でございます。3目の街路事業費でございますが、この上から3段目でございますか、15節工事請負費、道路改良工事費7,805万5,000円でございます。 すぐ次の目の公共下水道費につきまして、28節公共下水道事業特別会計繰出金6億8,271万1,000円でございます。 ページは123ページにお進みをいただきます。 9款1項消防費、ここは常備のほうでございますが、19節の一番上、盛岡地区広域行政事務組合負担金3億3,025万5,000円でございます。 ページ飛びまして、131ページでございます。 こちらは小学校費でございます。ページやや下でございますが、15節工事請負費で耐震補強工事請負費7,700万円でございます。 次の132ページ、2目の教育振興費、下のほうでございます。14節使用料及び賃借料のうち、教育用コンピューター借上料2,148万6,000円でございます。 ページやや飛びまして、137ページでございます。 ページの一番上でございます。4項幼稚園費でございますが、19節一番上でございます私立幼稚園就園奨励事業補助金2,980万円でございます。 ページ飛びまして、144ページまでお進みをいただきます。 こちらは10款6項の保健体育費、1目保健体育総務費でございます。下のほうのやはり19節中ほど、紫波町体育協会補助金3,106万4,000円でございます。下のページの13節の委託料のうち、2行目運動公園管理業務委託料につきましては2,156万4,000円でございます。 ページめくっていただきまして、147ページでございます。 ページ一番下でございます。学校給食費のうち給食材料代1億7,097万円の計上となってございます。 次、148ページの下のほうでございます。 12款公債費でございます。21年度の合計につきましては13億9,182万2,000円でございまして、対前年1億6,100万4,000円の減でございます。 次の150ページから156ページまでは給与明細書でございますので、お目通しをお願いをいたします。 157ページでございますけれども、こちらから160ページまでにつきましては、債務負担行為に関する調書でございます。 161ページのほうでございますが、こちらは地方債の現在高の見込みに関する調書でございまして、年度末の見込み額、右の一番下でございますが、103億6,025万5,000円の見込みというふうになってございます。 ページをめくっていただきますと、参考資料といたしまして歳出予算性質別分類表、あるいは歳出予算、主な普通建設事業の表を掲げてございますので、参照をお願いをいたします。 以上で説明を終わります。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第24号の審査方法については、議長を除く議員全員で構成する予算審査第一特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第24号は、議長を除く議員全員をもって構成する予算審査第一特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 なお、お諮りいたします。 予算審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、予算審査の上で必要な資料については、その都度求めることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第25号~議案第33号の上程、説明、委員会付託 ○議長(武田平八君) 日程第7、議案第25号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算、議案第26号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算、議案第27号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算、議案第28号 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算、議案第29号 平成21年度紫波町老人保健特別会計予算、議案第30号 平成21年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算、議案第31号 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計予算、議案第32号 平成21年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算、議案第33号 平成21年度紫波町水道事業会計予算、以上9案件を一括して議題といたします。 朗読を省略し、順次提案者の説明を求めます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) ただいま議題となりました9案件について概要をご説明申し上げます。 初めに議案第25号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億5,488万6,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして1.7%増であります。 次に、議案第26号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町農業集落排水特別会計予算において、歳入歳出の予算総額を歳入歳出それぞれ4億5,530万8,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして47.5%の減になるものであります。 次に、議案第27号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算において、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ9,260万9,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして16.2%の減であります。 次に、議案第28号 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算において、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ31億9,832万8,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして1.5%の減になるものでございます。 次に、議案第29号 平成21年度紫波町老人保健特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町老人保健特別会計予算において、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ1,626万8,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして95.5%の減になるものでございます。 次に、議案第30号 平成21年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算において、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ2億1,187万7,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして0.1%の増になるものであります。 次に、議案第31号 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計予算において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億8,427万9,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして7.3%の増になるものでございます。 次に、議案第32号 平成21年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算において、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ793万2,000円と定めるものでございます。これは、前年度と比較いたしまして21.5%の増になるものでございます。 次に、議案第33号 平成21年度紫波町水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 平成21年度紫波町水道事業会計予算において、収益的収入及び支出では、事業収益を6億6,493万8,000円と、事業費用を6億5,341万9,000円と定めるものでございます。また、資本的収入は1億9,752万1,000円で、前年度と比較いたしまして27.7%の減になるものでございます。資本的支出は4億3,247万7,000円で、前年度と比較いたしまして15.6%の減となるものでございます。 内容につきましては、それぞれ担当部長、水道事業所長よりご説明申し上げますので、ご賛同賜りますようにお願いを申し上げまして提案理由にかえさせていただきます。 ○議長(武田平八君) 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 議案第25号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算につきまして補足説明をいたします。 1ページ目、第1条、第1項でございますが、町長説明のとおりであります。 2項では、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によることとしております。内容につきましては、事項別明細書により説明いたします。 第2条では債務負担行為につきまして、第3条では地方債につきまして、それぞれ定めております。 また、第4条は、一時借入金の借り入れの最高額を4億5,000万円とする旨を定めております。 第5条は、歳出予算の流用について定めております。 4ページにお進み願います。 第2表は債務負担行為であります。水洗便所改造資金利子補給に係る債務負担行為につきまして、その限度額を借入資金総額1,000万円を限度として、平均融資残額に利子補給率1.85%を乗じて計算した額とする旨を定めております。期間は平成21年度から平成26年度までとしております。 続きまして、下の表でございます。 第3表地方債であります。起債の目的であります下水道事業債につきましては、限度額を1億7,600万円、その下の欄の補償金免除繰上償還のための借換債につきましては、限度額を2億8,430万円とする旨を定めているところでございます。 6ページにお進み願います。 歳入でございます。主なものにつきましてご説明いたします。 中ほど上のほうですが、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料でありますが、現年賦課分及び滞納繰越分を合わせまして2億1,556万5,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして487万3,000円の増額となっております。 下の欄でございますが、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金、1節下水道事業費国庫補助金でありますが、説明欄に記載の3項目を合わせまして7,950万円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして1億1,470万円の減額となっております。 下の7ページに進みます。 5款繰入金、1項1目一般会計繰入金でありますが、6億8,271万1,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして453万円の減額となっております。 8ページに進みます。 下の欄でございます。8款1項1目町債、1節下水道事業債におきまして、説明の欄でございます。公共下水道建設改良として1億2,600万円、資本費平準化としまして5,000万円、公的資金補償金免除繰上償還に係る借りかえとしまして2億8,430万円、合わせまして4臆6,030万円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして1億2,990万円増額となっております。 下の9ページからは、歳出となっております。 下の欄のほうでございますが、1款1項1目一般管理費の13節委託料の説明欄におきまして、下水道台帳整備委託料332万1,000円、固定資産調査業務委託料268万1,000円、企業会計アドバイザリー業務委託料200万円など、合わせまして節の合計で1,229万3,000円を計上いたしております。固定資産調査業務は債務負担行為として20年度に引き続き、21年度の完了を目指すものであります。 11ページにお進み願います。 1款1項2目浄化センター管理費の13節委託料でございます。浄化センター運転管理等業務委託料としまして8,450万円、汚泥処分業務委託料1,592万1,000円、水質分析業務委託料366万3,000円など、合わせまして1億871万1,000円を計上いたしております。 一番下の欄でございます。 3目の雨水施設管理費の11節需用費におきまして、電気料としまして213万1,000円計上いたしております。 次のページにお進み願います。 中ほどでございます。4目汚水環境管理費、13節委託料におきまして、マンホールポンプの点検清掃及び管渠の清掃等合わせまして256万2,000円計上いたしております。 次の13ページでございます。 上のほうでございますが、1款2項公共下水道建設費、1目下水道総務費の8節報償費におきまして、受益者負担金納期前納付報奨金といたしまして97万9,000円計上いたしております。 14ページにお進み願います。 1款2項2目下水道建設費の13節委託料におきまして、管路施設詳細設計業務委託料1,900万円、下川原ポンプ場改築詳細設計業務委託料2,500万円計上いたしております。下川原ポンプ場は機械機能の維持、改善のための設計であります。その2つ下、15節工事請負費であります。管路整備工事費といたしまして1億5,700万円計上いたしております。平成21年度は80戸の普及拡大を図る計画であります。 下の欄でございます。2款公債費でありますが、元利合わせまして10億3,854万7,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして2億6,785万1,000円の増額となっております。借りかえにより公的資金補償金免除繰上償還がふえたものでございますが、利子は4,751万3,000円の減額となっておりまして、繰上償還の効果を含んだものであります。 次に、15ページから20ページまでは給与費明細書でありますので、お目通しを願います。 21ページでございますが、債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額、または支出見込み及び当該年度以降の支出予定額等に関する調書となっておりますので、お目通し願います。 次、22ページでございます。 地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書を記載しております。当該年度末現在高見込額は68億7,703万4,000円となっております。前年度末現在高見込額と比較いたしまして3億6,522万2,000円の減額となっております。 続きまして、農業集落排水でございます。 25ページ、議案第26号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算につきまして補足説明いたします。 第1条、第1項につきましては、町長説明のとおりであります。 2項では、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によることとしております。内容につきましては、事項別明細書により説明をいたします。 第2条には債務負担行為、第3条では一時借入金の最高額を2億5,000万円とする旨を、第4条では歳出予算の流用につきまして定めております。 28ページに進みます。 第2表債務負担行為であります。水洗便所改造資金利子補給に係る債務負担行為につきまして、その限度額を借入資金総額1,000万円を限度として、平均融資残高に利子補給率1.85%を乗じて計算した額とする旨を定めております。期間は平成21年から26年度までとしております。 30ページにお進み願います。 歳入でございます。上のほうですが、1款分担金及び負担金、1項分担金、1目受益者分担金の1節現年賦課分におきまして、説明の欄、上平沢地区分といたしまして186万7,000円を計上いたしております。 その下、2款使用料及び手数料、1項使用料でありますが、1目農業集落排水施設使用料、2目小規模集合排水施設使用料を合わせまして4,488万4,000円を計上いたしております。 下のページに進みます。 2段目の欄です。5款1項1目一般会計繰入金の1節繰入金でありますが、4億338万円を計上いたしております。前年度予算と比較いたしまして、1,937万2,000円の増額となっております。 1ページをおめくり願います。32ページでございます。 7款諸収入、3項雑入、1目雑入の1節消費税還付金におきまして450万円計上いたしております。 その下のページ、歳出でございます。 中ほどでございますが、1款農業集落排水費、1項農業集落排水管理費、1目農業集落排水一般管理費の13節委託料におきまして、説明の欄の固定資産調査業務委託費515万1,000円計上いたしております。 次、34ページにお進み願います。 中ほどから下の部分でございます。1款1項2目農業集落排水施設管理費、11節需用費でございますが、電気料といたしまして1,350万円ほか合わせまして、節の合計で1,868万円を計上いたしております。その下の12節役務費でございますが、汚泥処理料1,112万8,000円を計上いたしております。さらに、その下13節委託料では、処理施設巡回点検委託料といたしまして413万8,000円計上いたしております。 次のページでございます。 1款2項農業集落排水施設整備費、1目上平沢地区施設整備費の15節工事請負費におきまして、路面復旧工事費280万円を計上いたしております。 35ページ下の欄でございますが、1款3項農業集落排水公債費、1目農業集落排水元金におきまして、長期債元金償還金2億591万5,000円計上いたしております。その下、2目農業集落排水利子におきまして、長期債利子償還金1億6,544万2,000円及び一時借入金利子100万円計上いたしております。元利合わせますと本年度は3億7,235万7,000円となっております。前年度当初予算に比較しまして772万3,000円の増額となっております。 次のページにつきましては、小規模集合排水費であります。ここの部分は省略させていただきますのでお目通しを願います。 37ページから42ページまでは給与費明細書でありますので、こちらもごらん願います。 43ページでございますけれども、上段につきましては、債務負担行為に関する調書でございますのでお目通しを願います。 下の段でございますけれども、地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。当該年度末現在高見込額は合計で69億7,865万7,000円となっており、前年度末現在高見込額と比較いたしまして2億929万9,000円の減額となっております。 続きまして、浄化槽のほうに移ります。 47ページでございます。 議案第27号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算について補足説明いたします。 第1条、第1項につきましては、町長説明のとおりでございます。 2項では、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によることとしております。内容につきましては、事項別明細書によりご説明をいたします。 第2条では債務負担行為、第3条では地方債についてそれぞれ定めております。 第4条では、一時借入金の最高額を8,500万円とする旨を定めております。 50ページに進みます。 第2表は債務負担行為であります。水洗便所改造資金利子補給に係る債務負担行為につきましては、その限度額を借入資金総額1,000万円を限度として、平均融資残高に利子補給率1.85%を乗じて計算した額とする旨を定めております。期間は平成21年度から26年度までとしております。 その下の第3表でございます。地方債でございます。起債の目的でありますが、辺地対策事業債につきましては、220万円を限度とする旨を定めております。その下の欄の下水道事業債につきましては、3,280万円を限度とする旨を定めております。 52ページでございます。 歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項分担金、1目受益者分担金におきまして、現年賦課分832万1,000円を計上いたしております。 2款使用料及び手数料、1項使用料、1目管理型浄化槽使用料におきまして、現年賦課分1,619万8,000円計上いたしております。 3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目浄化槽事業費国庫補助金におきまして、汚水処理施設整備交付金1,284万9,000円を計上いたしております。 その下のほう、4款1項1目一般会計繰入金におきましては1,903万6,000円となっております。前年度と比較いたしまして369万2,000円の増額となっております。 下のページでございます。 7款1項1目町債でございます。浄化槽整備事業債につきまして説明欄の2つを合わせまして3,500万円となっております。 54ページをお願いいたします。 中ほどの委託料からでございますが、1款1項1目一般管理費の13節委託料におきまして、説明の欄の一番下の欄でございます。固定資産調査業務委託料160万円計上いたしております。一番下の欄、1款1項2目施設管理費の13節委託料におきまして、維持管理等業務委託料1,614万円を計上いたしております。 1ページ飛ばしまして、56ページにお進み願います。 1款2項施設管理費、1目施設整備費の17節公有財産購入費におきまして、浄化槽購入費として5,533万4,000円を計上いたしております。 その下でございますが、2款1項1目元金におきまして、長期債元金償還金として67万6,000円計上いたしております。その下、長期債利子につきましては316万3,000円計上いたしております。 57ページから62ページまでは給与費明細書となっておりますので、お目通し願います。 63ページにお進み願います。 上段は、債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額または支出見込額及び当該年度以降の支出予定額などに関する調書でありますが、お目通しをお願いいたします。 下段の地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。当該年度末現在高見込額は合計で1億8,722万4,000円となっておりまして、前年度末と比較いたしまして3,432万4,000円の増額となっております。 以上で、私のほうからの説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) 生活部長。 ◎生活部長(戸塚盛悦君) 議案の補足説明を行います。 議案第28号 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ31億9,832万8,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 74ページをお開き願います。 歳入でございます。上の段でありますが、1款1項1目1節医療給付費分現年課税分でありますが、4億3,096万2,000円を計上しております。収納率を93%と見込んでおります。 75ページの1番下の段でありますが、3款1項3目特定健康診査等負担金の1節のところで特定健康診査負担金325万5,000円を計上しておりますけれども、3,290人分の負担金を見込んでおります。 1ページ飛びまして、77ページの上の段でありますが、6款1項1目前期高齢者交付金、1節現年度分でありますが、7億3,544万8,000円を計上しております。これは、社会保険支払基金からの交付金を見込んでおります。 78ページ、上の段でありますが、9款1項2目基金繰入金といたしまして8,400万を計上しております。これは財政調整基金からの繰入金を見込んでおります。 1ページ飛びまして、80ページ、歳出でございます。1款1項1目一般管理費の中で、13節委託料でありますが、電算処理業務委託料として811万1,000円を見込んでおりますが、国保連へのレセプト処理の委託料であります。 1ページ飛びまして、82ページの下の段でありますが、2款1項1目一般被保険者療養給付費といたしまして18億6,385万3,000円を計上しております。これは7,834人を対象者と想定しております。 83ページの下の段、2款2項1目一般被保険者高額療養費といたしまして1億7,726万1,000円を見込んでおりますけれども、高額療養費が伸びておりますが、昨年の実績値をもとにして予算計上しております。 84ページ、下の段でありますが、3款1項1目後期高齢者支援金といたしまして3億6,611万1,000円を計上しておりますが、1人当たりの負担見込額を4万3,251円と見込んでおります。 85ページの下の段でありますが、6款1項1目介護納付金でありますが、1億5,411万1,000円を見込んでおります。1人当たりの負担見込額といたしましては、5万300円を想定しております。 86ページ、下の段ですが、8款1項1目特定健康診査等事業費でありますが、2,733万2,000円を計上しております。これは特定健康診査及び特定保健指導にかかわる経費を見込んでおります。 87ページに入ります。 真ん中の段、8款2項1目保健衛生普及費でございますが、388万円を計上いたしております。ここでは、地域課題事業として肝炎対策にかかわる経費を見込んでおります。 以上でございます。 続きまして、議案第29号 平成21年度紫波町老人保健特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ1,626万8,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 96ページ、歳入でございます。上の段、1款1項1目医療費交付金として410万1,000円を計上しておりますけれども、ここでは医療給付費及び支給費の合計額のおおむね半分を相当額として見込んでおります。 97ページ、上の段ですが、5款1項1目繰越金として800万を計上しております。平成20年度医療給付に係る各負担者ごとの清算による返還金を想定しております。 98ページ、歳出でございます。上の段、1款1項1目医療給付費として780万を計上しておりますが、ここでは、平成21年1月の経理額65万を月平均として算出しております。 以上でございます。 続きまして、議案第30号につきましてご説明をいたします。 平成21年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ2億1,187万7,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 104ぺージ、歳入でございます。上の段、1款1項1目後期高齢者医療保険料、1節特別徴収分でありますが、1億249万6,000円を計上しております。これは現年度調定見込額の70%を見込んでおります。 それから、1つ飛びまして、3款1項1目一般会計繰入金、2節の保険基盤安定繰入金として6,069万2,000円を計上しております。これは保険料算定額のうち、低所得者軽減等を補てんするための繰入金を見込んでおります。 1ページ飛びまして、106ページ、歳出でございます。下の段、1款2項2目の賦課徴収費202万4,000円を計上しております。 107ページ、真ん中の段、2款1項1目広域連合の賦課金でありますが、2億563万8,000円を計上しております。これは保険料の収納額、延滞金の収納額などの合計額を見込んでおります。 以上でございます。 続きまして、議案第31号につきましてご説明を申し上げます。 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ19億8,427万9,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 116ページ、歳入でございます。上の段、1款1項1目第1号被保険者保険料として3億2,966万6,000円を計上しておりますが、この2節の現年度普通徴収分においては、収納率93%を見込んでおります。 117ページ、真ん中の段でありますが、4款1項1目介護給付費交付金5億7,370万4,000円を計上しておりますが、これは40歳から64歳の方の保険料を見込んでおります。 118ぺージの下の段、7款1項1目介護給付費繰入金でございますが、2億3,904万6,000円を計上しております。保険給付費の12.5%相当を見込んでおります。 それから、119ページに入ります。 上から2つ目、7款2項1目基金繰入金といたしまして5,680万9,000円を計上しております。これは介護給付費準備基金を取り崩しまして繰り入れを行うものであります。 3ページ飛びまして、123ページ、歳出であります。1款3項2目認定調査費の12節でありますが、役務費で主治医の意見書作成料として620万を計上しておりますが、大体1,460人分を想定しております。 124ページ、真ん中ですが、2款1項1目居宅介護給付費6億7,022万8,000円を計上しております。訪問看護、訪問リハビリが伸びております。 125ページ、下の段ですが、2款2項1目介護予防給付費6,450万6,000円を計上しております。月平均145人の利用を見込んでおります。 1ページ飛びまして、127ページ、上の段ですが、2款4項1目特定入所者介護給付費でございますが、5,885万を計上しておりますが、所得段階に応じて居住費、食費の一部を補足給付するものであります。 128ページ、4款1項1目の13節委託料のところでありますが、生活機能評価委託料として700万5,000円を見込んでおりますが、820人分の生活機能評価を見込んでおります。 2ページ飛びまして、131ページ、4款2項2目、任意事業費でありますが、20節の扶助費、新規事業でありますが、成年後見制度利用支援事業として88万3,000円を計上しておりますが、利用者2人分を想定しております。 以上でございます。 続きまして、議案第32号につきましてご説明いたします。 平成21年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ793万2,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 140ページ、歳入でございます。上の段、1款1項1目介護予防給付費、1節でありますが、792万4,000円を計上しておりますけれども、介護予防サービス計画作成料として1,836件分を見込んでおります。 141ページ、歳出でございます。1款1項1目13節の委託料487万2,000円を計上しておりますけれども、これはサービス計画作成委託料として1,164件分を想定しております。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(武田平八君) 水道事業所長。 ◎水道事業所長(高橋正君) 議案第33号 平成21年度紫波町水道事業会計予算につきまして補足説明をいたします。 予算書1ページをお開きお願いいたします。 第2条、業務の予定量ですが、給水戸数を平成20年度より300戸多い1万1,200戸を予定し、年間総配水量は平成20年度より2万6,000立方メートル少ない364万4,000立方メートルを予定しております。減少要因としては、工業用等の減少を見込んでいます。1日平均配水量は9,983立方メートルで、前年度より517立方メートル減少しています。 次に、主要な建設改良事業ですが、配水施設改良事業1億3,259万円を予定し、主なものは石綿セメント管更新事業費3,649万8,000円、配水管整備事業費1,654万8,000円、浄水設備及び配水設備更新事業費3,517万5,000円を予定しております。また、営業設備整備事業1,359万3,000円は量水器の購入を予定しております。 第3条の収益的収入及び支出の予定額は、先ほど町長説明のとおりでございます。 3ページ、予算実施計画をお開きください。 営業収益は6億6,271万9,000円で、そのうち給水収益は前年度より100万円減額し6億1,580万円を予定しております。 次に、水道事業費用ですが、営業費用は前年度より266万6,000円増額し5億3,891万9,000円を予定しています。営業外費用は1億1,350万円で、前年度と比較し1,273万5,000円減額となっていますが、公的資金補償金免除繰上償還により支払い利息が軽減されたのが要因でございます。 4ページにお進みください。 第4条、資本的収入及び支出ですが、収入総額は1億9,752万1,000円で、前年度と比較し7,576万3,000円の減額となっています。主なものとして企業債1億7,000万円を予定しております。 次に支出でございますが、支出総額4億3,247万7,000円で、前年度と比較し7,999万2,000円の減額となっています。建設改良費は、前年度と比較して1,927万6,000円の増額の1億4,618万3,000円となっています。企業債償還金は公的資金補償金免除繰上償還金8,607万9,000円を含み2億8,104万4,000円を予定しております。 1ページにお戻りをお願いします。 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億3,495万6,000円は、損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。 2ページにお進みください。 第5条、企業債ですが、配水施設改良事業に充てるため9,500万、公的資金補償金免除繰上償還金の借換債として7,500万円を予定しております。起債の方法、利率、償還方法につきましては記載のとおりでございます。 第6条、一時借入金の限度額は1億円としております。 第7条につきましては、職員給与費以外の経費の流用について定めております。 第8条については、職員給与費6,784万7,000円を議会の議決が必要な経費として定めております。 第9条の他会計からの補助金ですが、企業債償還利息に充てるため一般会計から189万5,000円の補助を予定しております。 第10条に定めるたな卸資産購入限度額は、漏水修理資材及び量水器の購入として1,432万8,000円とするものでございます。 予算書の5ページ以降の資金計画、給与費明細、債務負担行為に関する調書、予定貸借対照表等について、また17ページ以降の予算事項別明細については説明を省略させていただきますが、後ほどお目通しをお願いいたします。 以上が平成21年度紫波町水道事業会計予算に係る内容でございます。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第25号から議案第33号までの審査方法でございますが、議長を除く議員全員で構成する予算審査第二特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第25号から議案第33号については、議長を除く議員全員をもって構成する予算審査第二特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 なお、お諮りいたします。 予算審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、予算審査の上で必要な資料については、その都度求めることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第35号の上程、説明、委員会付託 ○議長(武田平八君) 日程第8、議案第35号 紫波町公民連携基本計画の策定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) ただいま議題となりました議案第35号 紫波町公民連携基本計画の策定に関し議決を求めることについて概要をご説明申し上げます。 この計画は、平成20年6月30日に公民連携基本計画案を作成し皆様方にお示しいたしたところでございますが、その後、町民の皆様方と意見交換会をなされまして、本町議会PPP特別委員会での議論を踏まえて成案といたしまして計画策定しようとするものでございます。 なお、紫波町PPP調査特別委員会の中間報告書に付されておりますご意見についての町の考え方、その他の計画の内容につきましては、2月25日の第15回紫波町PPP調査特別委員会において説明申し上げましたところでございますので、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。 以上、ご承認賜りますようによろしくお願いを申し上げまして、説明にかえさせていただきます。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第35号の審査方法については、議長を除く議員全員で構成する議案審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第35号は、議長を除く議員全員をもって構成する議案審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 なお、お諮りいたします。 議案審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、審査の上で必要な資料については、その都度求めることに決定いたしました。 ここで暫時休憩をいたします。35分再開いたします。 △休憩 午後2時28分 △再開 午後2時36分 ○議長(武田平八君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第2号~議案第5号、議案第34号、議案第6号~議案第16号、議案第21号~議案第23号の上程、説明 ○議長(武田平八君) 日程第9、議案第2号 紫波町介護保険条例の一部を改正する条例、議案第3号 紫波町企業立地奨励条例の一部を改正する条例、議案第4号 紫波町統計調査条例の一部を改正する条例、議案第5号 紫波町個人情報保護条例の一部を改正する条例、議案第34号 紫波町農業集落排水施設条例の一部を改正する条例、議案第6号 紫波町一般廃棄物処理基本計画の変更に関し議決を求めることについて、議案第7号 紫波町男女共同参画計画の変更に関し議決を求めることについて、議案第8号 紫波町地域防災計画の変更に関し議決を求めることについて、議案第9号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて、議案第10号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第11号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第12号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第13号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第14号 紫波町公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結に関し議決を求めることについて、議案第15号 町道路線の廃止に関し議決を求めることについて、議案第16号 町道路線の認定に関し議決を求めることについて、議案第21号 平成20年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第22号 平成20年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第23号 平成20年度紫波町水道事業会計補正予算(第3号)、以上19案件を一括して議題といたします。 朗読を省略し、順次提案者の説明を求めます。 副町長。 ◎副町長(高橋栄悦君) それでは、ただいま議題となりました議案第2号から議案第5号、議案第34号の条例の一部改正及び議案第6号から8号までの各種計画変更に係る議案の概要を順次ご説明を申し上げます。 まず、議案第2号 紫波町介護保険条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 本町の介護保険料につきましては、紫波町介護保険条例第3条において3年度ごとの保険料の額を規定しているところでございます。このたびの介護保険事業の第4期計画期間中の介護保険料につきましては、介護給付費準備基金の充当などによりまして据え置く方針でございます。本案は、平成21年度から23年度までの3カ年度の保険料につきまして、現行と同じ額を定めるために条例改正に関し議決を求めるものでございます。 施行期日につきましては、平成21年4月1日とするものでございます。 次に、議案第3号 紫波町企業立地奨励条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 統計法の全部改正に伴いまして統計法施行令が全部改正をされまして、平成21年4月1日から施行されることになったところでございます。本案は、統計法施行令の附則によりまして、統計調査に要する産業分類並びに疾病、傷害及び死因分類を定める政令が廃止となることから、これに伴う所要の整理をしようとするものでございます。 施行期日につきましては、平成21年4月1日とするものでございます。 次に、議案第4号 紫波町統計調査条例の一部を改正する条例についてでございます。 本案につきましては、統計法及び岩手県統計調査条例が全部改正され、いずれも平成21年4月1日から施行されることに伴いまして、所要の整備をしようとするものでございます。 施行期日につきましては、平成21年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案第5号 紫波町個人情報保護条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、統計法の全部改正及び統計報告調整法の廃止並びに岩手県統計調査条例の全部改正に伴いまして、規定の整理をしようとするものでございます。 これにつきましても施行期日につきましては、平成21年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案第34号でございます。紫波町農業集落排水施設条例の一部を改正する条例でございます。 本案につきましては、現在整備中の火葬場でございます紫波斎苑かたくりの丘についてでございますが、大巻地区農業集落排水処理施設に接続しようとすることから、条例で定めておりますその処理区域に新たに加えようとするものでございます。 施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。 それでは続きまして、議案第6号でございますが、紫波町一般廃棄物処理基本計画の変更に関し議決を求めることについてのご説明でございます。 平成15年度に策定をいたしました紫波町一般廃棄物処理基本計画につきまして、環境省で定めておりますごみ処理基本計画策定指針に基づきまして定期の改定を行うため、平成19年度までの取り組み状況と情勢変化を踏まえまして、一部を変更しようとするものでございます。 主な改正内容でございますが、大きく4点ございます。 第1点目でございますが、基本方針を3R、リデュース、リユース、リサイクルを基調といたしました適正なごみ処理体制の構築によりまして、循環型社会の形成と地球温暖化の防止を図ると設定した点でございます。 2点目についてでございますが、計画期間を平成21年度から30年度に設定した点でございます。 第3点目でございますが、中間目標年度を平成25年度といたしまして、家庭系ごみの削減目標、事業系ごみの削減目標、資源化の目標、最終処分の目標値を設定をした点でございます。 4点目でございますが、現在、一部の地域で実施をいたしておりますその他紙、その他プラスチック製容器包装の分別収集を平成22年度から全町で実施すること、それに向けまして施設整備を行う旨を記述した点でございます。 議案第6号は以上でございます。 続きまして、議案第7号 紫波町男女共同参画計画の変更に関し議決を求めることについてご説明を申し上げます。 平成16年に策定をいたしました紫波町男女共同参画計画につきまして、策定時以降、国におきましてはDV防止法や男女雇用機会均等法など関係法の改正が行われるなどの情勢変化がございました。本年度までの取り組み状況を踏まえまして、一部を変更しようとするものでございます。 なお、計画の理念や目的、位置づけ、方針等計画内容に変更は加えませんで、計画施行期間の進捗状況を管理する指標の見直しを行おうとするものでございます。この点の主な変更内容でございますが、2点ございまして、1点目でございますが、現時点で目標達成されていない指標につきまして、基本的には計画施行期間完了時の平成25年度までに変更した点でございます。 2点目は、若年層を対象といたしました男女共同参画推進に係る指標、または意識上の男女共同参画推進度合いをはかる指標などを追加した点でございます。 議案第7号につきましては以上でございます。 続きまして、議案第8号 紫波町地域防災計画の変更に関し議決を求めることについてのご説明を申し上げます。 平成12年度に一部見直しを行い所要の変更を行ってまいりましたが、紫波町地域防災計画につきまして、その後の災害経験等も踏まえまして、災害の予防及び迅速かつ適切な災害応急対策、災害復旧を実施するために計画の一部を変更しようとするものでございます。 このたびの修正内容の大きな点は2点ございます。 1点目は、岩手県地域防災計画の変更に伴いまして、章、節等の章立て項目を統一し、計画相互の整合性を図ったという点でございます。 2点目でございますが、現状に即した効率的な災害応急対策及び災害復旧のために、各部課の分掌事務を見直しまして活動体制の適正化を図った点でございます。特に災害対策本部組織の強化、職員の自主参集、災害時要援護者の把握と避難について新たに計画をいたしたところでございます。 以上の変更により、防災関係機関との連携も含めまして有事即応体制の構築を図り、本計画の目的でございます災害による町民被害の軽減を目指す内容となってございます。 以上もちまして議案第2号から第5号、議案第34号及び議案第6号から議案第8号までの提案説明といたすところでございます。 よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(武田平八君) 経営支援部長。 ◎経営支援部長(八重嶋雄光君) 続きまして、議案第9号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてをご説明申し上げます。 本案は、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減、事務の共同処理及び規約の一部変更の協議でございます。 変更理由の第1点目でありますが、平成21年3月31日をもって解散する岩手中部地区広域市町村圏事務組合を、同日をもって岩手県市町村総合事務組合から脱退させること、第2点目に、平成21年4月1日に盛岡地区衛生処理組合を岩手県市町村総合事務組合に加入させ、同組合の議会の議員、その他非常勤の職員に係る災害補償に関する事務を、同日から岩手県市町村総合事務組合において共同処理すること、この2点に伴いまして、岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し、地方自治法第290条の規定によりまして議会の議決をお願いするものでございます。 次に、議案2枚目の別記規約、別表1でございますが、提案理由で申し上げました解散する岩手中部地区広域市町村圏事務組合が削られまして、加入する盛岡地区衛生処理組合が加えられております。 なお、本規約の施行期日は、平成21年4月1日とするものでございます。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 産業部長。 ◎産業部長(杉浦正治君) 続きまして、議案第10号についてご説明申し上げます。指定管理者の指定に関し議決を求めることについてございます。 公の施設の管理に関し、地方自治法及び紫波町条例の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称でございます。クアパーク、ラ・フランス、ラ・フランス温泉館、ラ・フランス温泉研修産業館。 指定管理となる団体の名称でございます。住所は、岩手県紫波郡紫波町小屋敷字新在家90番地、株式会社紫波まちづくり企画、代表取締役職務代理者、取締役専務高橋栄悦氏でございます。 指定の期間につきましては、平成21年4月1日から平成24年3月31日まででございます。 次のページからは、会社の基本方針並びに事業計画、それから次のページには会社の組織図を説明資料として添付をしてございますので、お目通しをいただきたいと思います。 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) 生活部長。 ◎生活部長(戸塚盛悦君) 議案第11号につきましてご説明いたします。指定管理者の指定に関し議決を求めることについてでございます。 公の施設の管理に関し、地方自治法及び紫波町施設の指定管理者の指定手続等に関する条例により議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称は、あづまね温泉保養施設ききょう荘でございます。 指定管理者となる団体の名称は、岩手県紫波郡紫波町桜町字三本木46番地1、社会福祉法人紫波会、理事長福田 要でございます。 指定の期間は、平成21年4月1日から平成24年3月31日まででございます。 次のページでありますが、社会福祉法人紫波会におきましては、紫波町温泉保養施設に関する基本方針及び事業計画を定めております。お目通しをお願いしたいと思います。 次のページには、組織図を示しておりますので、重ねてお目通しをお願いします。 以上でございます。 続きまして、議案第12号につきましてご説明いたします。指定管理者の指定に関し議決を求めることについてでございます。 公の施設の管理に関し、地方自治法及び紫波町施設の指定管理者の指定手続等に関する条例の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称は、紫波町デイサービスセンター、あづまね温泉デイサービスセンターでございます。 指定管理者となる団体の名称は、岩手県紫波郡紫波町桜町字三本木46番地1、社会福祉法人紫波会、理事長福田 要でございます。 指定の期間は、平成21年4月1日から平成24年3月31日まででございます。 次のページですが、社会福祉法人紫波会におきましては、紫波町デイサービスセンターに関する基本方針及び事業計画を定めております。お目通しをお願いします。 次のページには組織図を示しておりますので、お目通しをお願いします。 以上でございます。 続きまして、議案第13号につきましてご説明いたします。 指定管理者の指定に関し議決を求めることについてでございます。 公の施設の管理に関し、地方自治法及び紫波町施設の指定管理者の指定手続等に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称は、紫波町高齢者生活福祉センターでございます。 指定管理者となる団体の名称は、岩手県紫波郡紫波町桜町字三本木46番地1、社会福祉法人紫波会、理事長福田 要でございます。 指定の期間は、平成21年4月1日から平成24年3月31日までとなっております。 次のページにおきましては、社会福祉法人紫波会におきまして、紫波町高齢者生活福祉センターに関する基本方針及び事業計画を定めておりますので、お目通しをお願いします。 次のページには組織図を示しておりますので、重ねてお目通しを願います。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 議案の14号から16号までにつきましてご説明申し上げます。 議案第14号 紫波町公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 本案は、平成20年3月10日に議決をしていただき契約を締結いたしました建設工事委託に関する協定につきまして、その一部を変更する協定を締結するために、地方自治法第96条第1項第5号、及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議決を求めるものでございます。 協定名は、紫波町公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定であります。 工事場所は、紫波町南日詰字宮崎地内であります。 協定の相手方は、東京都新宿区四谷三丁目3番1号、日本下水道事業団、理事長澤井英一であります。 変更事項は、契約金額であります。変更前の契約金額3億600万円に対しまして493万5,000円を減額いたしまして、変更後の契約金額を3億106万5,000円といたすものであります。 変更の原因は、設計精査による減額であります。 次のページに参考図を添付しておりますのでよろしくお願いいたします。 次に、議案第15号でございます。町道路線の廃止に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 本案は、町道路線の廃止に関し、道路法の規定により議会の議決を求めるものであります。2枚目からは廃止に係る路線調書、最後のページに廃止路線図を添付しておりますのでご参照願います。 路線番号5138、八反田2号線、路線番号5139、八反田3号線、路線番号5141、大日堂1号線は、現在施工中の日詰駅前地区土地区画整理事業の事業地内にあり、その事業の進捗にあわせて関係路線を廃止しようとするものであります。廃止する町道路線の延長は、797.3メートルであります。 続きまして、議案第16号 町道路線の認定に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 本案は、町道路線の認定に関し、道路法の規定により議会の議決を求めるものであります。2枚目からは認定路線調書、次に認定路線図を添付しておりますのでご参照願います。開発行為に伴う帰属によるものが1路線、日詰駅前地区土地区画整理事業により築造された8路線、合わせまして9路線、総延長1131.9メートルを新たに町道として認定しようとするものであります。 以上で説明を終わります。 ○議長(武田平八君) 生活部長。 ◎生活部長(戸塚盛悦君) 議案第21号につきましてご説明いたします。平成20年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ485万9,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億1,765万1,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 4ページ、歳入でございます。真ん中の段、9款1項1目1節保険基盤安定繰入金として1,882万8,000円を計上しております。一般分の保険税軽減相当分を見込んでおります。 5ページ、歳出でございます。7款1項1目19節高額医療費共同事業拠出金でございますが、547万9,000円の減額でございます。これは共同事業拠出金の確定によるものでございます。 以上でございます。 続きまして、議案第22号につきましてご説明をいたします。平成20年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ1,683万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ18億8,901万3,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明申し上げます。 4ページ、上の段でありますが、歳入でございます。3款2項4目1節介護従事者処遇改善臨時特例交付金1,683万5,000円を計上しております。 続きまして、歳出でございます。4款1項1目25節積立金1,683万5,000円を計上しております。これは介護従事者処遇改善臨時特例基金の積立金として見込むものでございます。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 水道事業所長。 ◎水道事業所長(高橋正君) 議案第23号 平成20年度紫波町水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 第2条、収益的支出でございますが、既決予定額6億3,805万2,000円に1万7,000円を増額し、支出総額6億3,806万9,000円の予定額とするものでございます。 第3条、資本的支出でございますが、既決予定額5億2,928万円に4,000円増額し、支出総額5億2,928万4,000円の予定額とするものでございます。 また、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を4,000円増額し、2億3,576万3,000円とし損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。 第4条、議会の議決を経なければ流用することができない職員の給与費を2万1,000円増額し、6,675万5,000円とするものでございます。 1ページにお進みください。 本補正予算に係る予算実施計画でございます。収益的支出の水道事業費用、営業費用、配水及び給水費の職員手当を1万5,000円、法定福利費2,000円をそれぞれ増額するものでございます。次に、資本的支出の建設改良費、配水施設改良費の法定福利費を4,000円増額するものでございます。 2ページ目以降の資金計画及び給与費明細書につきましては、お目通しをお願いいたします。 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第2号から第9号及び議案第21号から23号、議案第34号の審議については3月19日に、また、議案第10号から16号の審議については3月26日に行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号から第9号及び議案第21号から第23号、議案第34号の審議については3月19日に、また、議案第10号から第16号の審議については3月26日に行うことに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第17号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第10、議案第17号 平成20年度紫波町一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 経営支援部長。 ◎経営支援部長(八重嶋雄光君) 議案第17号 平成20年度紫波町一般会計補正予算(第8号)につきましてご説明を申し上げます。 本補正は、年度末を迎えまして歳入や事業の支出関係が固まってきたこと、あるいは調整等などがございまして、それらが主な内容となってございます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、予算の総額から歳入歳出それぞれ3,686万1,000円を減額いたしまして、総額を歳入歳出それぞれ119億2,351万1,000円としようとするものでございます。 第2条の繰越明許費、第3条の債務負担行為の補正、第4条の地方債の補正につきましては、それぞれの表にてご説明を申し上げます。 5ページにお進みをいただきたいと思います。 第2表の繰越明許費でございます。繰越明許につきましては、過般の補正第7号にてご審議をいただきました国からの交付金、補助金に関連します事業を含め、例年以上に件数が多くなってございます。例えばページ1番上でございますけれども、定額給付金給付事業、あるいは地域活性化・生活対策臨時交付金事業など7つの款に関連しまして14事業となっております。お目通しをお願いしたいと思います。 次に6ページでございます。 上の第3表、債務負担行為につきましては2件でございまして、いずれも変更でございます。上の農業近代化利子補給につきましては行わないことにしたものです。それから、下の農業経営基盤強化資金利子補給につきましては、期間と限度額の補正でございまして、記載のとおりでございます。 下の第4表、地方債補正でございます。いずれも限度額の変更でございまして、3件でございます。上から順に一般公共事業債(県営農業生産基盤整備事業)につきましては1,020万円、次の学校教育施設等整備事業債(小学校施設整備事業)は690万円、一番下の辺地対策事業債(道路整備事業)は30万円のそれぞれ減額でございます。 次、事項別明細書でございます。 8ページをお開きをいただきたいと思います。 まず、歳入でございますが、歳出も含めまして、例によりまして主なものの説明をさせていただきます。最初、1款の町税関係でございますが、1項の町民税につきましては、2目の法人につきまして現年課税分、減額の1,154万円でございます。次、2項の固定資産税につきまして、1節の現年課税分1,755万7,000円の増でございます。ページ一番下の4項たばこ税につきましては1,500万円の減でございます。 次、下のページでございます。 下から2つ目の欄でございますが、9款1項1目地方特例交付金につきましては、1,383万6,000円の増でございます。 次、11ページでございます。 ページ一番下、15款1項1目の民生費県負担金の3節保険基盤安定負担金、国民健康保険基盤安定負担金につきましては、1,284万1,000円の増額でございます。 ページ飛びまして、14ページまでお進めをいただきたいと思います。 一番下でございます。18款1項1目繰入金のうち上のほうでございますが、財政調整基金繰入金は2,523万1,000円の減でございます。 下のページでございます。 一番下、21款地方債につきましては、先ほど6ページの第4表で申し上げました内容のものでございます。 以上が歳入の補正でございます。 次は歳出でございますが、18ページまでお進みをいただきます。 2款総務費、1項6目企画費のところでございます。中ほどより下、18節備品購入費でございますが、バイオディーゼル精製装置購入費として200万円でございます。 次、21ページでございます。 3款の1項社会福祉費、下から2つ目の欄でございます。7目福祉医療給付費の20節扶助費でございますが、説明欄一番上、乳児等医療給付費減額1,100万円など合わせまして1,400万円の減でございます。ページ一番下の8目国民健康保険費におきましては、国保基盤安定事業繰出金1,882万9,000円でございます。 次は、24ページでございます。 上の項でございます。1項保健衛生費の5目火葬場費、上のほうでございますが、17節公有財産購入費におきましては、火葬場建設用地購入費といたしまして1,610万円でございます。 ページ飛びまして、29ページでございます。 7款商工費、一番上でございますが、2目商工業振興費の19節でございます。紫波町商工会商工業振興事業費補助金、いわゆる商品券つき付加価値分でございますが、1,000万円の計上でございます。 以上でございますが、本書の後ろのほう、39ページでございますが、ここから45ページまでは給与明細書でございます。 46ページへお進みをいただきます。 ここから50ページまでは、債務負担行為の支出予定額等に関する調書でございます。 また最終ページ、51ページでございます。 例によりまして地方債の現在高の見込みに関する調書でございますけれども、本補正、年度末で108億4,202万3,000円となってございます。 以上で説明を終わります。 ○議長(武田平八君) これより質疑に入ります。 20番議員。 ◆20番(村上充君) それでは、火葬場の用地購入ということで24ページにありますが、当初、建設計画の面積で足りなくて面積を拡大したのなのか、工事の過程の中で新たにこの面積を確保ということなのか確認をいたします。説明あったかもしれないけれども、ちょっと記憶にありませんので、当初のこと。 それからもう1つは、18ページにバイオディーゼルの精製装置の購入ということでありますが、実績はどこまでいって、住民からの理解が得られて、公民館等に集中というか集めてやっているわけでありますが、その実績について伺いたいと思います。 それから、25ページの農業委員会費の中の農業総務費で循環農業アドバイザーの報酬減額になっておりますけれども、このアドバイザーの役割、活動といいますか、その担ってきた内容について、実績をまずこの際に伺っておきます。 ○議長(武田平八君) 環境課長。 ◎環境課長(中田久敏君) ただいまの議員のご質問にお答えいたします。 まず第1点目、火葬場建設用地の購入費についてでございます。この購入費につきましては、平成18年度で基金により財産取得したものを一般会計で今回取得しようとするものでございます。 次に、第2点目でございます。バイオディーゼル精製装置購入についてでございます。これは、ただいま家庭からの廃食用油、11カ所で回収しておりまして、業者のほうで集めておりますけれども、家庭はもちろん事業所のほうからも集めております。回収実績でございますけれども、平成18年度は家庭からは387リットル、事業所からは1万2,413、計1万2,800、次に、19年度につきましては家庭から1,141、事業所が1万1,709、計1万2,850ということで、家庭からの回収量は毎年増加しているということで、平成20年度につきましても1,300ということで、家庭からの回収量は増加傾向にございます。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 農林課長。 ◎農林課長(小田島栄太郎君) 循環農業アドバイザーの報酬についてお答えを申し上げたいと思います。 この事業につきましては、担い手育成総合支援事業、県の実施する事業でございますけれども、そちらのほうで手当てされている事業でございます。ご注文のありました循環農業アドバイザーの仕事でございますけれども、主に認定農業者等の掘り起こし、あるいはご相談、集落営農等の相談、あるいは農業全体の相談を請け負っていただいているところでございます。ただ、当初週3日ということでお願いをしたところでございますけれども、ちょっとご本人の都合等がございまして、週1日の勤務ということで、このような減額になった次第でございます。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 20番議員。 ◆20番(村上充君) この油の、家庭用、事業用ということで、それでディーゼル車、いわゆる車の燃料が中心になると思うんですけれども、例えば庁舎の車さ使っているというような話も聞いたことあるように思っているんですけれども、実際、利用している人がどういうふうに思っているのか、この燃料を。これは値段も安いわけです。そういう状況がありますが、それで問題は、いわゆる西暦でいう1999年以後のいわゆる車には使えないような仕組みになっているというようなことを言われている。ですから、使えるかどうかは試していかなければ、いわゆる最近の自動車では利用が問題になるのではないかというふうな内容のものもあるわけで、その点についての見解を伺いたいというふうに思います。 それから担い手アドバイザー、担い手の関係で関連しますけれども、例えば畑作、キュウリとかそういう野菜をやると、あるいは果樹をやるということで、担い手希望して、認定農業者になっていると、あるいは専門の農業短大にも行っていると、勉強に。しかし、それを資金、いわゆる古くなった例えばリンゴとかブドウの木をかえたいんだというようなことで、融資資金対象、補助対象になるわけですけれども、これがせっかくそうなっていても、融資の対象に農協ではならない。一方、東北農政局では、それはどんどん予算を使ってくださいと、借り手がなくて予算が余っているんだと、一方ではそうなると。それで一方農協では、農政局はそれで、農協で断ったんだらもう一度2次の申請をしてくださいというようなことで、そういうせっかく若い人が担い手になって、認定農業者の資格にも町長からいただいて、そしてやろうとしている。そこは兼業、勤めながらやっているわけで、今度は退職したらば専業に親もやりたいと、息子は今そういう勉強しているのだからというような状況で、農協窓口の資金が制限されている。それは法的根拠はないんだと、しかし、農協でそう、何だか協議会で決めているから、それは対象にならない。こういう状況があるわけで、せっかくの今担い手だの後継者が必要で、一生懸命そういう専門の学校へ行って勉強して、そして休みにも家で実践をしているというようなところでそういう対応をされたら、町長が先ほど演述で担い手農業だの集落営農云々育成していくと言っても、現実にはそういうことが起きている。これ1カ所だけでないんですよ、私聞いているところは。 一般質問でもっとるる詳しくやりますけれども、まず前段の総合的なところで、まず予備知識として聞いておくと、あと次は各論で行きますからね。がつっと各論で行きますので、予備知識として聞いておくということです。 ○議長(武田平八君) 環境課長。 ◎環境課長(中田久敏君) ただいまのBDFについてお答えいたします。 まず、このBDF、軽油代替燃料でございますけれども、公用車の使用状況についてお話いたします。現在、公用車は3台に利用しておりまして、平成19年度の実績では約300リットル使っております。その中でこの燃料に対する職員の感じ方ということでございますけれども、やはりてんぷらを揚げたものでございますので、排ガスについてはてんぷらのにおいがするということで、非常にこれについてはいいにおいだという方もありますし、いやいやという方もありますが、特段乗れないという方はいないという状況でございます。 次に、この車の方式、おっしゃるとおりディーゼル車でもその方式によっては使えないものがあるということで、役場の公用車の場合については、これは使える方式であったということで、現在3台で今後も拡大していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(武田平八君) 農林課長。 ◎農林課長(小田島栄太郎君) 認定農業者の資金の関係でのご質問にお答えをしてまいりたいと思います。 今、議員ご発言のあった内容については、大変申しわけございません、私のほうで現在把握しておりませんので、調査をしてまいりたいと考えております。 資金ではございませんけれども、補助事業についてはブドウの改植事業等もございますけれども、残念ながら国の補助事業の要件と農業者がやりたい品種の条件がちょっと合いませんで、現在滞っている状況にございますので、その点につきましては国のほうに強く働きかけてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 20番議員。 ◆20番(村上充君) それで、このアドバイザーの関係と、これ担い手ですから、米やっているところ、そういう野菜やっているところ、いずれ農家に対するアドバイザー、総合的なものだと思うんですけれども、ここに今度の補正に畜産の問題も出ておりますので、それで、いわゆるえさ高、それから子牛なんかも価格低迷していると、牛の専門家もいる前でしゃべるのもしゃべりづらいのだけれども、いわゆるマルキン事業と補完マルキン事業の関係、これの取り扱いがどうなっているのか。私は非常にこの点はいろいろ農家の意思のとおりになっているかどうかということもありますよ、これは。例えばマルキン事業でいえば、子牛の市場価格が下落して、農水省が一定の補てんをすると、いわゆる補償基準価格を下回る事態になっている。その下回る事態をさらに下回っているのに補てんされないんですよ。ここに問題があるというふうに思うんです。それから、いわゆるマルキン事業の場合には、生産者と国の掛金をもとに家族労働費の8割を補てんすると、ご承知のように。これがマルキン事業で、いわゆる物材費の割り部分の6割を国が補てんするんだという事業なわけです。これは3戸の農家以上でなければだめだとか、いわゆる集落営農に参加しているビジョンの中にいるところでなければだめだとかいうようなことで、これも個々の認定農業者の畜産関係の人は独自にできるできないと、いろいろ農協が窓口になっているんです。ですから、すべてこの転作にしても、麦の値段の決める来年度とことしので価格差もまた出るんですけれども、これ全部協議会、協議会で、行政の権限がどこにあるのかなと思うんですよ、私は。全部経理の一元化で、そして農協が窓口になって、こういう条件じゃなければ生産者へ行かないとか地主へ行かないとか、今度生産者一括にするとかという話も出て、みんな価格が下げられて、提示されて説明会されているということでありますので、その点について、これも通告でちゃんともっと詳しくやりますけれども、これも予備知識としてまず伺っておきます。 ○議長(武田平八君) 農林課長。 ◎農林課長(小田島栄太郎君) 畜産価格の件につきましては、議員ご発言のとおりでございます。現在、農家、子牛価格が非常に高い時期に子牛を購入し、まだその牛を肥育中でございます。その最中に皆様ご承知のような飼料高というのがございまして、先般も紫波地区の認定農業者の集まりがございまして、その際に畜産農家の方とさまざまお話しする機会があったわけでございますけれども、非常に経営の存亡の危機に立たせられているということでお話をいただいたところでございます。議員ご発言の、そのマルキン事業のところにつきましては、議員ご発言の内容もあろうかと思いますので、再度精査をさせていただきたいと考えております。 ○議長(武田平八君) ほかにございませんか。 9番議員。 ◆9番(石川喜一君) 1つ伺います。 29ページにございますが、商工振興費の負担金補助及び交付金の商工会商工業振興事業費補助金でございますが、事業の内容についてちょっとお伺いしたいと思っています。お願いします。 ○議長(武田平八君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(佐藤美津彦君) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 紫波町商工会商工業振興事業費補助金ということで1,000万円を計上させていただいております。これは紫波町商工会にこれを補助することによって、商工会のほうで、いわゆるプレミアムつき商品券、10%の割り増しを想定しておりますけれども、これを1,000万円が10%分に相当しますので、総額1億1,000万円の商品券を発行していただき、これをある一定の期間内に地元で消費をしていただくということによって、町内の商工業の振興に寄与しようとするものでございます。 原則として購入いただけるのは、紫波町民とそして商工会の会員になっている事業所で、それを使っていただくといったような内容でございます。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。 16番議員。 ◆16番(田村勝則君) 1点だけ、今までの発言の関連がありますので質問をさせていただきますが、自醸ワインの補助金、何ページでしたか、幾らか補助金の予算が計上されておりました。私どももこういう案内をちょうだいしているわけですが、3月20日ですか、午後6時からワインの披露パーティーをやりますというようなことでございますが、この予算の中身です。いわゆる今一生懸命統括部長さんもかわられて、何とかフルーツパークの経営改善をしていこうということで頑張っておられるところは評価するわけですけれども、前回も確か補正の中で販促か何かの予算が入っておって、また今回も出ているわけなんですが、フルーツパークのほうからの要請がどのくらいあって、どういう中身で使う予定の中でこのくらいの補助になっているのかお聞かせをいただければと思います。 ○議長(武田平八君) 農林課長。 ◎農林課長(小田島栄太郎君) お答えをいたします。 26ページの自醸ワイン普及促進補助金のご質問ではないかなと思います。ちょっと名前のつけ方は大変申しわけございません、中身につきましては、ワイン保管用のボックスパレットの購入費でございます。その半額を補助しようという内容でございます。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 16番議員。 ◆16番(田村勝則君) 参考までに情報として、例えば今度20日にワインをこれから披露しようというような中身であるわけですが、こういういわゆる基本的なものは、当然用意していかなければいけない部分だと思いますけれども、一方で、やはり販売普及促進も実際図っていかなければいけないということであろうと思います。このくらいのパーティー、どのくらいの中身で今のところ主催者のほうでは計画されていて、例えばこれを実施して100名だとどのくらい残るとかというような計算、何かなさった中で実施されているのかちょっとお聞かせをいただければと思います。 参考までに私、おととい実家の山田のほうに帰りましたならば、紫波の地酒月の輪と釜石の浜千鳥を味わう会というのを山田町で民間の人が計画していると、それで100人以上集めて、やはり会費も3,500円ということでございました。地域の活性化ということであれば、そういう民間の人たちが協力をするというような形で、もっと広がりを深めていくということが大事、いろいろなところに浸透させていくということが大事なんだろうと思います。その山田の人の主催者の人から話を聞きましたならば、山田だけではなくて、宮古とか近隣からも来てもらって味わっていただくと、そういうことを考えているんだというようなことをおっしゃっておりまして、私もこれ行かなければいけないなと思っているわけなんですが、そういう考え、何かあって、今進めているようなことがあればお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(武田平八君) 農林課長。 ◎農林課長(小田島栄太郎君) 自醸ワインの件につきましてご質問がございました。 3月20日の自醸ワインの夕べにつきまして、その内容についてのまず第1点ご質問でございました。これの想定は、約200人の参加を想定させていただいております。儲けがそれの参加によって幾らくらいあるかというお話でございますけれども、10万円前後の収益を想定しているところでございます。 先ほど町内にというか、町民にワインを普及していかなければならないというご発言がございました。全くそのとおりだと考えております。今回の自醸ワイン、町内で開催するわけでございますけれども、前回ナックスでも開催をいたしております。今回はタケハラ部長さんをお迎えするに当たって、農協さんの組織等も使って町内に浸透を図ることもひとつ必要だろうということで、会場もパーフルパレスに設定をいたしましたし、料理につきましても農協女性部が全面協力をしていただきまして、紫波の食材を用いた料理を提供いただけるということで、農協さんと今回につきましては全面的に協力をした事業と私どもはとらえているところでございます。 なお、ご発言のありましたとおり、町内への浸透という面では、まだまだそのところに至っていないというふうに認識をいたしているところでございます。これにつきましても緊急雇用事業等を用いまして、フルーツパークさんのほうでは町内各戸を訪問して、紫波フルーツパークの事業、産品等をご紹介して歩くということも計画しておりますので、それやこれやで自醸ワインの普及を今後とも図ってまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(武田平八君) 16番議員。
    ◆16番(田村勝則君) ありがとうございました。 ぜひそういうことで浸透を図っていただきたいなというふうに思います。 参考までに私が先日町内のあるワインを扱っているところのお店に参りましたならば、置いてますかと、1本だけ置いていますと、役場の職員の方が来たときに出さなければいけないかと思って置いておりますという話をしておりましたけれども、そういう義理じゃなくて、町民から飲みたいと言われるようなワインもやはりつくっていかなければいけないんだろうというふうに思います。 あわせて先ほど月の輪を味わう会を山田で行うということでありますけれども、先ほど3階に行きまして商工観光室長には説得をして行ってもらうことにしましたが、個人的に、民間でそういう情報というのは、こちらのほうに入ってくるのでしょうか。やはり今、非常にどの世界も大変な時代でございます。ワインもさることながら、紫波の地酒4社、やっぱりこういう方々も自助努力をして頑張っているわけですが、そういうところの側面の支援で民間のほかの地域の人たちが頑張っているわけですので、何か情報として入っていることがあればお聞かせいただければと思います。 ○議長(武田平八君) 農林課長。 ◎農林課長(小田島栄太郎君) 山田町さんとはえこ3センターでカキの貝殻の交流とかさまざまあるわけでございますけれども、残念ながらその件に関しては申しわけございません、入っておりませんでした。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第17号 平成20年度紫波町一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号は原案のとおり決しました。--------------------------------------- △議案第18号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第11、議案第18号 平成20年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 議案第18号 平成20年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。 第1条では、既定の歳入歳出予算額からそれぞれ1,124万1,000円を減額いたしまして、総額を23億3,730万3,000円とする旨を定めております。 第2条では繰越明許費について、第3条では債務負担行為の補正について、第4条では地方債の補正について定めております。 2ページのほうにお進み願います。 上段、第2表繰越明許費でございます。1款公共下水道費、1項公共下水道管理費、事業名、雨水施設管理事業につきまして500万円の繰り越しとなっております。その下、2項公共下水道建設費、事業名、汚水施設建設事業につきまして600万円を繰り越すものでございます。これは国の補正を受けて、補正予算第3号に計上いたしたものでございますが、年度内支出の見込みが立たないことから繰り越しをするものでございます。 第3表は債務負担行為補正でございます。水洗便所改造資金利子補給につきまして、補正前の限度額の借入資金総額1,000万円から400万円減額いたしまして、補正後の借入資金総額を600万円といたしております。それ以外の項目につきましては、変更はございません。 続きまして、その下の3ページ、第4表地方債補正でございます。補正前の限度額3億3,290万円から190万円減額いたしまして、補正後の限度額を3億3,100万円といたしております。 6ページにお進み願います。 歳入でございます。主なものにつきましてご説明いたします。 2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料におきまして現年賦課分178万円を増額いたしております。これは未賦課に係る遡及分であります。この件に関しましては、皆様に多大なご迷惑をおかけいたしました。この場をおかりいたしまして心からおわびを申し上げます。 続きまして、5款1項1目一般会計繰入金におきまして827万1,000円減額いたしております。 その下のページ、歳出でございます。 1款公共下水道費、1項公共下水道管理費、2目浄化センター管理費の13節委託料におきまして、運転管理等業務委託料110万円の減額、汚泥処分業務委託料100万円減額いたしております。 8ページに進みます。 1款2項公共下水道管理費、2目下水道建設費の13節委託料におきまして、紫波浄化センター改築工事委託料380万円の減額、下河原ポンプ場再構築耐震診断業務委託料240万円の減額、合わせて節の合計で620万円減額いたしております。設計の精査によるものでございます。 そのほか所要の補正を行っております。 9ページにつきましては債務負担行為に関する調書であります。 10ページは地方債に関する調書でありますので、お目通しをお願いいたします。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第18号 平成20年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号は原案のとおり決しました。--------------------------------------- △議案第19号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第12、議案第19号 平成20年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 議案第19号 平成20年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。 第1条では、既定の歳入歳出予算額からそれぞれ2,711万7,000円を減額いたしまして、総額をそれぞれ8億7,237万6,000円とする旨を定めております。 第2条では繰越明許費につきまして、第3条では債務負担行為の補正につきまして、第4条では地方債の補正について定めております。 2ページにお進み願います。 第2表は繰越明許費でございます。1款農業集落排水費、2項農業集落排水管理費、事業名が農業集落排水施設管理事業につきまして305万5,000円を繰り越すものでございます。理由につきましては、公共下水道と同じでございます。国の補正を受けた補正によるものでございますが、年度内の見込みが立たないことから繰り越すものでございます。 第3表は債務負担行為補正でございます。水洗便所改造利子補給金につきましては、補正前の限度額の借入資金総額を1,000万円から300万円減額いたしまして、補正後の借入資金総額を700万円といたしております。 第4表は地方債補正でございます。補正前の限度額を2億4,460万円から限度額を1,290万円減額いたしまして、補正後の限度額を2億3,170万円といたしております。 4ページにお進み願います。 歳入でございます。3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目農業集落排水事業費国庫補助金におきまして964万5,000円減額いたしております。 5款1項1目一般会計繰入金におきまして457万2,000円減額いたしております。 8款1項1目町債におきまして1,290万円減額いたしております。 続きまして、下のページでございます。 歳出でございます。1款農業集落排水費、1項農業集落排水管理費、2目農業集落排水施設管理費におきまして、12節の役務費、汚泥処理料132万円減額となっております。その下の13節委託料では、マンホールポンプ点検清掃業務委託料として106万8,000円を減額いたしております。それから下の段でございますが、1款2項農業集落排水施設整備費、1目上平沢地区施設整備費の13節委託料でございますが、路面復旧工事費1,031万3,000円減額をしております。合わせまして1,224万4,000円の減額となっております。 次のページでございます。 同じく1款2項1目でございますけれども、22節補償、補填及び賠償金におきまして、上水道施設移設補償費を1,161万7,000円減額いたしております。 そのほか所要の補正を行っております。 7ページから8ページまでは給与費明細書となっておりますので、お目通しを願います。 13ページは債務負担行為に関する調書、下のほうが地方債に関する調書でございますので、お目通しをお願いいたします。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) 質疑に入ります。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第19号 平成20年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号は原案のとおり決しました。--------------------------------------- △議案第20号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第13、議案第20号 平成20年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 議案第20号 平成20年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 第1条では、既定の歳入歳出予算額からそれぞれ1,790万円を減額いたしまして、総額をそれぞれ9,389万6,000円とする旨を定めております。 第2条では債務負担行為の補正につきまして、第3条では地方債の補正につきまして定めております。 2ページにお進み願います。 第2表は債務負担行為補正でございます。水洗便所改造資金利子補給につきまして、補正前の限度額の欄、借入資金総額を1,000万円から300万円減額いたしまして、補正後の借入資金総額を700万円といたしております。 第3表は地方債補正でございます。起債の目的が下水道事業債でありますが、補正前の限度額が4,760万円から限度額を1,330万円減額いたしまして、補正後の限度額を3,430万円といたしております。その下の辺地対策事業債につきまして、補正前の限度額530万円から限度額を220万円減額いたしまして、補正後の限度額を310万円といたしております。 4ページに進みます。 歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項分担金、1目受益者分担金におきまして212万7,000円減額となっております。 4款1項1目一般会計繰入金におきまして56万3,000円減額いたしております。 7款1項1目町債でございますが、2つ合わせまして1,550万円減額いたしております。 下のページでございます。 1款浄化槽事業費、2項浄化槽管理費、1目施設整備費におきまして、17節公有財産購入費を1,704万5,000円減額いたしております。 その他所要の補正を行っております。 6ページにお進み願います。 上段でございますが、債務負担行為に関する調書でございます。下段は地方債に関する調書となっておりますので、お目通しをお願いいたします。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) 質疑に入ります。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第20号 平成20年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第20号は原案のとおり決しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(武田平八君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後3時57分...